273.目標設定
 新しい年のスタートは気持ちが引き締まります。1月1日には今年の目標を定める人も多いのではないでしょうか。
 平成16年の目標は「行動する」でした。新しい環境になった初めての新年だったので、まず行動することから始めようとの思いから目標を定めました。
 平成17年の目標は「継続する」でした。初年度は行動して活動の拠点を設けられたので、継続して取り組むことを目指して目標としました。二年目も和歌山市活性化のための活動を継続出来たのではないかと感じています。
 そこで三年目、今年は「一段高く」を目標に考えています。これは三年目となると、同じことを繰り返す場面が出てきます。同じ時期の同じ内容のイベントや昨年から継続している事業などがそれに該当します。同じように繰り返しても良いのですが、それよりも周囲との関係や時代の空気の感じ方によって、同じ内容に見えても少し変化を持たせることで時代に即した内容のものに仕上げることを目指しています。変化は自分だけが気づくだけかも知れませんが、今年、企画や実施する意味を込めたものにした結果、今までよりも一段高い位置でいられたら素晴らしいと思っています。

 今年は各分野で和歌山から発信する出来事が多くなるような気がしています。
 福祉分野では若い人達が集まって福祉サービスを提供していくことでしょう。
 和歌山出身のシンガーが全国デビューするかも知れません。
 和歌山大学に観光学部が設置される可能性も秘めています。
 健康で暮らしている高齢者の方たちのための福祉サービス拠点が和歌山市に誕生しそうです。
 卓球でオリンピックを目指す若い人達を育成するため民間で体育館を建てるなど、和歌山からオリンピック選手を輩出するため数年後に実現させようとする夢を託した事業がスタートします。
 東南アジアからの観光客誘致を本格的に進めるための拠点が和歌山市に誕生し、国際観光都市和歌山元年となりそうです。
 和歌山大学が主体となる観光振興の一環として和歌山検定もスタートします。
 環境啓発のためのエコアクション21の活動が本格化し、環境立県和歌山をリードする活動に発展していきそうです。
 新しい和歌山を考える会が発足し、全国レベルの講師を和歌山市に招いての交流の機会が誕生します。
 自治会と行政機関、警察が協調した場占めての防災訓練が、防災や共助の観点から深い意味のある日である1月17日に片男波海水浴場周辺で開催されます。
 まだまだありますが、今からでも十分予測可能な今まで見られなかった活動が和歌山で展開されていきそうです。これらの新しい活動は和歌山の可能性を高めると共に、このまちのレベルを一段高い位置に押し上げてくれる期待があります。
 これらの活動と協調しながら、そして切磋琢磨しながら私の活動も従来よりも一段高くしたいと願っています。「一段高く」新年の抱負です。

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