和歌山市を心から良くしたいと思っている企業経営者と、和歌山市を活性化させるための意見交換会を行えたことは有意義で新鮮なものでした。
和歌山市では地域が元気になっているのに、地方自治体に関わろうとする元気がないのが物足りないといいます。本気で和歌山市を活性化したいと思っていたら、市の職員さんの行動も変わります。意見を聞くだけ聞いて、良いアイデアですねと言うだけで何もしないのは提案者に対するは違反行為です。和歌市内で開催されるに市後援イベントに対して、支援体制を取らないで全て自己責任、自己負担で実施させることは反省すべきです。
良いアイデアだと思ったら実現に向けて行動を起こすことが最初の一歩で、それをしないと永遠に現状維持のままとなります。気づいた人が提言することで地域が活性化していきます。
多くの人はこう言います。「良いアイデアだけどお金がないからねぇ・・」それはお金が無いことを良い理由(隠れ蓑)として何もしないことを意味しています。本当に良いアイデアだと思うのであれば、お金は自分で集める工夫をしますし市役所に頼らないで行動を開始するものです。
余りにもお金の出所を行政に頼っている団体や人が多すぎると聞きます。ただし、必要なアイデアを提案し行政と一緒に行動するのは良いことなので、このたかり志向の動きとは明確に区分しておく必要があります。アイデアを民間から出す、ただし立ち上げの資金は不足しているので行政に支援してもらい協働するのは望ましい姿です。地域の特性合い今までこの地域になかったものを現実のものにするのは、地域活性化につながり新しい産業を創出するために有効なものです。行政頼りの考えを持つ集団と、行政と協働する集団は明らかに違いますから、混同しないで峻別出来る視点を持っておきたいものです。そして私達は行政と協働出来るだけの能力を持った集団でありたいものです。
さて、この企業が開発した新製品は全国から注目を集めています。地域が大災害に備えて準備をしておくべき避難路誘導の看板の素材に成り得る画期的な商品が仕上がっています。夜になると光の方向に向けて光るものがあり、どの位置にあっても、暗くても避難路が的確に分かるものです。緊急時に、しかも夜間に避難標識を見て逃げる人は少ないと思います。しかし日頃から避難路を無意識のうちに認識しておくことで、いざという場合に役立ちます。毎日看板を見ることで避難路がどこにあるのか意識の中に刷り込まれ、緊急時には無意識の内に行動を起こせるようになります。地域全体の意識が高まると個人の意識も高まります。
この和歌山市で開発した画期的な新製品の価値を和歌山市が気づかないで、他の都市が災害に備えて採用し始めています。和歌山市では予算ばかり言い張っているように、市民の命よりもお金を大切しているように見えます。命を守るためにお金を使わないで、どこに使うのでしょうか。住んでいる人の生命を守るためにお金を使っても、無駄遣いとはいわない筈です。
出来ることを実施しないで、後で災害に備えて準備をしておけば良かったと思っても遅いのです。予算を全て白紙に戻すことをしないことから、無駄な支出が沢山あると思っている人がいます。生きたお金として予算を使うのであれば納税者の理解は得られます。
安心感のあるまち、高齢者が生き甲斐を持てるまちを目指して欲しいと要望をいただきました。
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