コラム
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2012/2/1
969    小さな幸せ

平成24年の新春も小さな幸せが毎日訪れています。こんな日々に感謝しています。

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Oさんとの会話の中から。Oさんの長男は北海道大学大学院で勉強しています。修士課程を終えるので就職試験を受けました。博士課程に進むかどうか迷った後に就職試験を受けて合格したのです。しかしその後になって迷いが生じ大学院に留まろうと思い、就職の内定を断ったのです。しかしつきあっている彼女と結婚をする話も同時に進展していて、彼女も大学を卒業することから、平成24年春に結婚することになりました。

困ったのはOさんと長男です。大学院に残っても経済力がないため二人の新しい生活は見えてきません。そこで両親に相談したところ、「もう一度就職内定先にお願いしてみたら」とうアドバイスを受けました。

駄目で元々、Oさんが連絡を取ったところ、採用枠を空けて待ってくれていたのです。奇跡的なことで、「内定辞退者がいた場合は補充をするのですが、今回は直ぐに補充をしないでいたのです」ということでした。幸運な結末に、Oさんの両親はこの奇跡に感謝し、今春、長男が和歌山県に戻ってくることを楽しみにしています。Oさんは嬉しそうに語ってくれました。

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新年会に向かうためにタクシーに乗車した時のことです。タクシーの運転手さんが私のことを知ってくれていて、「頑張っている噂は聞こえていますよ。和歌山県も変えてください。期待しています」と話し掛けてくれました。「和歌山県に暮らしていますが、タクシーに乗務していても月収は10万程度です。これでは生活していけませんよ。動きの見えない政治家や要望を処理するだけの政治家が多いので、これから先の未来は見えません。私は良いのですが、子ども達に今のままの和歌山県を引き継げません。期待できると信じていますので頑張って下さい」と運転しながら熱心に話してくれました。新年から嬉しい期待の言葉をいただきました。

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東洋医学を研究している重岡博さんから手紙と著書をいただきました。「世の中、人のために役立てる人間を目指し前進したいと思っています。片桐さんも益々発展されることを期待しています」という一文が書かれていました。重岡さんのことはホームページで紹介したこともあり、その記事に感謝してくれたことからお礼の言葉と著書をいただけたのです。「インターネットに紹介されていると友達から連絡があり驚いています。本当にありがとうございます」と伝えてくれています。

素晴らしい人とのつきあいの種は、思わない形で返ってくるものです。重岡さんの著書には、「病気の原因は全て自分の心と行いにある」と書かれていますが、私も全く同じ考えです。原因があって結果がある。自分に降りかかる結果には全て原因があり、その原因は心と行動から起因するものです。重岡さんとのつながりにも良い原因があったので良い結果が生まれました。