コラム
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2015/2/2
1578    13の徳目

徳目の話を聞かせてもらいました。良い習慣をつくる13の徳目というものがあります。毎日、心掛けて実践し、一日の終わりに13の徳目ができたかどうかを振り返ることで良い習慣が身に付いていくという話です。早ければその日からでも効果が出るようですが、場合によっては効果が出ないこともあります。違いは心掛け次第ということだと思います。それを信じて実践すれば翌日からでも効果が生まれますが、信用しないで形だけ実践する振りをしていると効果は期待できません。

では毎日実践したい13の徳目について紹介します。

順に「挨拶」、「笑顔」、「言葉」、「親切」、「約束」、「責任」、「前向き」、「尊重」、「努力」、「誠実」、「自律」、「健康」、そして「感謝」の13項目です。

「挨拶」。人間関係は全て挨拶から始まるので、人間関係、信頼関係の基本となります。

「笑顔」。笑顔は人間関係を豊かにする栄養素です。相手にも、そして自分にも栄養を与えてくれます。

「言葉」。言葉によって喜びも幸せも感じることができます。言葉によって悩みも傷つくこともあります。言葉は人に喜びや幸せを与える使い方をしたいものです。

「約束」。約束を果そうと行動することは信頼を招きます。

「責任」。責任を果すことは能力を高めることにつながります。逃げない力を身につけることにもなります。

「前向き」。前だけを見て行動すること。批判や悪口、陰口に心を傷つけられないようにしましょう。未来は前にあります。これから先の前しか見ないこと。

「尊重」。相手を認めることで自分も相手から認められます。

「努力」。努力のないところに結果は生まれません。努力を継続することで人生を切り拓くことができます。継続した努力が人生を決めます。

「誠実」。誠実とは心の純粋さのことです。純粋な気持ちが人を動かす力になります。

「自律」。心を律することは難しいことですが、自分の心を律することができなければ相手を律することはできません。

「健康」。健康こそ宝物です。健康なくして仕事も余暇もありません。不安なく日常生活を過ごせることに感謝をしましょう。

「感謝」。人はひとりでは何もできません。ですから全てのことに対して、お陰さま、有り難いと思うことが感謝の気持ちです。朝起きたことに感謝し、一日を過ごせたことに感謝して就寝したいものです。

簡単なことのようですが、実践するには以外と難しいことが並んでいます。毎日、13の徳目を意識することで、難しいことが簡単なことへと変わって行きます。習慣化とは意識しなくても簡単にできるようになることです。毎日、13の徳目について、「できた」、「できなかった」のチェックを行うことで、自分と今日を振り返ることができます。自分と今日を見つめなければ、今日よりも良い明日は訪れてくれません。今日、就寝して朝起きたら、その日は今日になっています。

今日の始まりと終わりに13の徳目を意識して、行動と振り返りに反映させたいものです。