コラム
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2015/1/5
1566    幸せな一年に感謝

平成27年が終わりました。たくさんの出来事がありましたが、とても幸せを感じる一年でした。幸せを感じる一年になったのは、毎日のその時が幸せでいられたからです。幸せは遠くにあるものではなく、今を耐えて迎え入れるものでもなく、今この瞬間にあるものだと分かりました。今ここに幸せを感じることが幸せであり、今は幸せを感じないけれど、この先に幸せが待っているというものではないのです。何故なら幸せを感じるのは自分の心だからです。苦しくても、厳しくても、ここを抜け出せば幸せになれると信じていれば、今この苦しい時も少しの幸せを感じることができます。幸せを感じる心を持っていれば、どんな時にでも、幸せのかけらを感じることができるのです。

今この時に、幸せを感じること感じられる心を持つこと。それが毎日を、そして迎える一年間を幸せにするための条件です。

平成26年の年末の風景です。

「来年、ジョニー大倉さんの息子さんのケンイチ大倉さんがデビューするので和歌山市内でもライブを行います。とても楽しみにしているので、片桐さんも来てくださいね」と伝えてくれました。僕にとっては、これは幸せと感じる出来事です。好きなアーティストの息子さんがデビューすることを喜び応援する純粋な気持ちを受け取れるからです。

幸せを感じた僕は「和歌山市でのライブを応援するため、放送でみんなに知ってもらおう」と提案し、その後、収録スタジオに向かいました。1月、ライブの告知をするために、このジョニー大倉さんのファンの方がラジオに出演することになりました。幸せを共有できる出来事につながりました。

僕も相手の幸せになれるこの時を感じ、その幸せ感は平成27年2月のライブまで続くことになります。こうして僕はケンイチ大倉さんとフェイスブックでも友だちになり、活動を共有することになっています。

小さな話の中から幸せが大きく発展していった事例です。話をそこだけの話で終わらせないことが大きな幸せへと続いて行きます。

同じく年末の風景です。

幼馴染のK君は現在、会社を経営しています。子どもの頃から知っているので不思議な感じがありますが、すっかり経営者としての風格があります。平成26年は業績が伸びた年となりました。今から5年前に会社を設立した時の売り上げは、約5,000万円だったそうです。続く2年目の売り上げは1億円になりました。その時、「今から10年間で売り上げを今年の10倍の10億円にする」という目標を打ち立てました。

そして今年の年末の一場面です。「片桐君。平成26年の売り上げは10億円を達成できたわ。10年後の目標を5年後に達成できたのだから今年は良く頑張ったと思います。しかも受注ベースで、上半期で10億円の目処が立っていたので順調な一年でした。来年からの目標は更に上向きにします」と笑顔で話してくれました。瞬間に僕も喜びを感じ、同じ幸せを共有できました。そして平成27年の計画のひとつに協力することにしました。友の喜びを自分の喜びとして感じられる心を持っている自分を嬉しく思いました。

小さな会話の中に幸せを感じることができたら、今日も幸せになります。