コラム
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2014/1/9
1389    コラムに感動してくれました

平成25年12月の後援会の懇親会で配った資料の中にコラム「NO1370人生で得るべきもの」を組み入れていました。Kさんはそのコラムを読んで感動したので、早速、事務所の従業員さんや関係する皆さんにコピーをして配布してくれたと聞きました。そうしたところ、同じようにコラムを読んだ皆さんから「感動しました、という感想を聞かせてもらっています」と後日お会いした中で聞かせてくれました。

そして「その中に書いてあった最後の手紙の話と、人生の旅で得るべきこととして「楽しかった」、「ありがとう」、「幸せでした」のシンプルなことを心掛けることはとても良かった」と付け加えてくれたのです。このコラムを読んでくれた皆さんに、私が書いたコラムの力によって感動を与えられていることは、本当に嬉しくて幸せなことです。

これまでは主に議会活動報告として、議会での一般質問や委員会の内容などを伝えていました。それは大事なことだと思っていますが、議会での議論だけを掲載したものを配布しても反応が乏しい感じがありました。そこで議会活動と共に、活動を通じて学んでいること、皆さんから得たことを伝えることが大事だと思い、配布する資料の直近のコラムの中から抜粋して掲載するようにしています。

そうしたところ、皆さんからたくさんの反応をいただけるようになりました。若い皆さんに伝えたい話もありますし、先輩方から聞いた人生の体験談を自分なりに解釈し、自分の体験と重ね合わせて文字にしていることもあります。

社会人として、県議会を経験している者として、皆さんに伝えたいことを書いています。それぞれ人の感覚は違いますから全て共感してもらえるものではありませんが、どこかで共感してもらえることや、今回のように感動してもらえる言葉や内容があれば、これからも書き続けるための勇気になります。

何度か取り上げていることですが、学んだこと、参考になったこと、経験したこと、聞いて良いと思ったことは、すぐに書かないと直ぐに忘れてしまいます。忘れないためにはその時にメモして、夜にその時に感じたことをまとめておくことが大事です。人は大事なことであっても時間の経過と共にそれを忘れてしまいます。

覚えているようでも一瞬で忘れてしまうことがあります。アイデアが浮かんだ時、携帯電話がなったので受信し、話を終えて電話を切った後、その素晴らしいアイデアは何だったのか忘れてしまうことは良くあることで、悲しいことに二度と思い出すことがないこともあります。画期的だったかも知れないことでも、少しの思考の切断によってアイデアや思いついたことは失われます。だから書かなければ、自分が得た感動は誰かに伝えることはできないのです。

「NO1370人生で得るべきもの」は、その日の告別式での喪主さんの挨拶に基づいて書いたものです。お見送りまで告別式会場にいて、喪主さんの話に感動したので、会場を出た車の中で記憶に基づいてメモを取りました。それを夜に文章としてまとめたのです。

それがコラムになり、読んでくれて感動してくれた人が出てきたのですから、書いた甲斐があったというものです。言葉で勝負するのが政治家の役割ですが、言葉で感動を伝えて人生に好影響を与えることは大人の役割だと思います。