幸せの法則について話をしました。幸せの形は様々ですが幸せの法則はあると思います。

幸せは心で感じるものであり形ではないと考えると納得できます。

もしあなたが好きな人と一緒にいると、その時間における会話、相手の笑顔に幸せを感じることでしょう。ところがもしあなたが嫌いな人と一緒にいる場合はどうでしょうか。その時間は楽しい時間にはなりません。楽しい時間だと感じなければ幸せを感じられません。

この違いはどこにあるのでしょうか。自分の心が違うだけです。好きな人と一緒にいるだけで幸せと感じますが、嫌い人と一緒だと幸せに感じないのです。心が違うと感じ方が違います。心の持ちようで幸せに感じるのです。

幸せの法則とは、心の持ち方によって幸せになれるという法則です。

ですから遠いところに幸せが存在しているものではありませんし、いつか幸せが訪れるということでもありません。幸せはこの時、この場所、この瞬間に存在しているものであって、心が感じなければ、ここに存在している幸せを感じることはできないのです。それはまるでラジオのようです。ラジオの電波はこの空間を飛び交っていますが、ラジオの電源を入れて周波数を合わさなければ受信することはできません。幸せは、ここに存在していても周波数を合わさなければ聴くことができないラジオと同じような存在だと思います。

ラジオのオンのスイッチに該当するものが心であり、周波数に該当するものは幸せを感じられる気持ちを持っていることです。心がここにあって、今この時に幸せを感じられる気持ちがあれば、間違いなく今この時が幸せな時間になります。

でも心が遠くの幸せの方を向いていていれば、今幸せに感じる態勢にはありません。そのうえ幸せを感じようとする気持ちがなければ、自分の周囲に存在している幸せをキャッチすることはできません。

心が幸せをキャッチするためのスイッチです。そして今、幸せを感じようと思う気持ちが周波数を合致させるのです。

あの場所、つまりあの肩書きがあれば幸せになれるというものではありません。その時になれば幸せになれるというものでもありません。ここに存在している自分が幸せを感じられるのは、この場所と、この時以外にありません。幸せの電波は自分でスイッチを入れられて、周波数を合わせられるここに存在しているのです。だから幸せは手の届かないところにはありません。和歌山市に住んでいて、必要とするラジオは北海道にあるのであれば、自分の行動でスイッチを入れることはできません。また北海道のコミュニティエフエムの電波は地域内なので和歌山市で聴くことはできません。

幸せはこのような状態に置かれているものではありません。幸せのスイッチは、今この時に入れることができます。幸せの周波数は、今この場所でキャッチすることができます。

常に幸せのスイッチは自分の意思でオンにできる状況にあり、周波数は自分の気持ちを向けるだけで合わせることが可能なのです。

幸せの法則が完成しました。心がスイッチであり、幸せと思える気持ちが幸せをキャッチするのです。心のスイッチを常にオンにして、毎日の日常の中にたくさん存在している幸せをたっぷり感じたいものです。