コラム
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2013/12/13
1379    1月と12月

平成25年も12月に入り残された日が少なくなってきました。早く感じるのは充実しているからなのか、未知なるものとの遭遇が少ないからなのか分かりませんが、兎に角、時間の経過が早いので、考えることや行動をしていなければ、この時が無駄な時間になってしまいます。

一年を振り返るには少し早いのですが、平成25年版の手帳の最初の頁を開きました。そこには「2013年12月31日までに実現すること」という頁があり、数項目が書かれていました。書かれていたといっても自分の文字で書き込んだことですから、一年前の目標が蘇えりました。過去に自分が書いている言葉を読み返すと、心がその時に戻り、その時の自分と出会い、会話することができるので、とても新鮮な気持ちになれます。

実現することとして五つの項目を書いていました。

  1. 感謝の気持ちを持っていること。お陰さま。ありがとう。もったいない。いただきます。ご馳走さま。という言葉が書かれています。人に対する感謝の気持ちと命を捧げてくれている生き物への感謝の気持ちを忘れないように書いたものです。

    今年は一年間を通じて、感謝の気持ちを持って人と食べ物に接することができたと思っています。全ての出来事に感謝することで幸せが訪れています。
  2. テレビカメラが回っていることを意識した毎日を過ごすこと。誰も見ていなければ大丈夫ということではなく、自分の行動には全てカメラが回っていると思って行動していると、社会的に正しい行いをするようになります。テレビカメラが回っていると思うと自分の行動を律することができます。テレビは自分の知らない人も見るものですから、どこで評価されるか分かりませんし、誰に批判されるかも分かりません。評価も批判もある世の中ですから、自分の行動にはテレビカメラがついて回っていることを意識したいものです。
  3. 毎日幸せな出来事を3つ書くこと。これは達成できています。幸せなことを書くことを継続することで、毎日の中に必ず幸せが存在していることが確認できています。幸せは近くにあり、自分の手の届くところにあります。遠くに行かなくても、大きな仕事をしなくても、自分の行動と共に存在しているのです。この計算で行くと、3掛ける365ですから、年末までに1,095の幸せを感じることになります。なんと素晴らしくて幸せな一年だったことか分かります。
  4. 5年後の自分からアドバイスをすること。短期的な視点ではなく、長期的な視点を持って考え、行動することを求めたものです。5年後の自分は今よりも幸せになっているので、その未来の地点から現在の自分を見ると、そこに進む道が見えるので自分から自分に対してアドバイスができます。しかも自分の思うことを達成して幸せになっている5年後の自分からアドバイスを受けられるのですから、こんな楽しいことはありません。ですからもっと5年後の自分からアドバイスをしたいと思います。
  5. 微差は大差であることを意識すること。少しの違いが将来大きな違いとなって現れます。1月の微差は12月には大差になっていますから、小さなことにも心を込めて大切に積み重ねるような仕事をしたいと考えています。1月から継続してきたことは、12月になると大きな財産になっています。微差は大差をテーマに講演会で話をさせてもらい賛同を得られたように、大好きな言葉であり新しい年においても実践したいことです。