コラム
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2013/11/15
1361    プレゼント

今日という一日が、神様からのプレゼントだと思うようになっています。プレゼントとは現在ということ。現在(いま)こそが私達に与えられた最も素敵で最高のプレゼントなのです。この一瞬を幸せと思えることは少ないけれど、今日という一日を幸せなものにすることは簡単です。一日のどこかに幸せな時間を持てたら良いからです。24時間幸せな気持ちでいることはできないけれど、どこかに幸せを感じる時間なら持てます。

幸せだと感じる時を列挙してみます。こんな幸せなら、皆さんも毎日どこかで持っているはずです。

好きなことに打ち込んでいる時。楽しいおしゃべりをしいる時。誰かと一緒にいる時。ひとつのことに集中している時。次にやろうとすることの計画を立てている時。運転をして目的地に向かっている時。メールをしている時。仕事を終えた夜、一人になって好きな音楽を聴いている時。フェイスブックを読んで、幸せになれる投稿に「いいね」を押している時。

手帳で明日の予定を確認している時。嬉しいメールに返事を返そうとしている時。

如何でしょうか。小さな幸せを感じる時というものは、そう思うだけで見つかります。気持ちは自分の思った通りに反応してくれます。好きだと思うと好きになりますし、嫌だと思うと、それが嫌になってしまいます。自分が思うだけでそれを好きになり、幸せになれるのです。

誰かに会いたいと思って運転をしていると、まだ会っていない移動中の時間さえも、幸せな気持ちなになれます。気の合う仲間との旅行を計画していると、その作業時間さえも幸せな気持ちになっています。

では、逆のことを思っていた場合を想像してみます。

その人に会いたくないと思って運転していると、まだ会っていない運転している時間が不幸せになっています。行きたくない人と旅行に行く計画を立てていると、その時間が不幸せになっています。

行き着く結果を想像して、それが幸せだと思っていれば、行程から結果までの全てが幸せに感じます。運転が嫌いな人であっても、会いたい人に会いに行くために運転をしている時は幸せを感じています。その旅行が楽しい旅行だと思っていると、本来であれば面倒くさい作業時間も幸せな時を刻んでいます。同じ作業や仕事でも、どう思うかによって感じ方は違うのです。

そして一日の中にひとつだけ幸せなときを刻む時間があれば、その一日は幸せな一日になるのです。幸せだと思うのに、一日中ずっと幸せである必要はないのです。仕事で嫌な出来事があったとしても、一日の終わりに会いたいと思っている人と会えるのであれば、その気持ちがその日を幸せなものにしてくれます。

多くの人は、一日中幸せでいられることが幸せだと思っています。外国旅行やお祝いしてくれる誕生日など、特別な日だけが幸せな一日だと思っているのです。でもそんな日が訪れるのは一年に一度か二度だけです。

それよりも、一日の中にひとつだけ幸せな出来事を見つけられたら幸せなのです。見つけることは簡単です。自分が、それをすることが幸せなことだと感じるだけで良いのです。