コラム
コラム
2013/5/17
1257    心が軽くなる

「自分のことは神様が守ってくれているので、自分は人のために尽くしています」という切り出しから話が始まりました。Nさんが話してくれた言葉は宝石のようです。Nさんの言葉を基にして解釈したことを次のような言葉で記します。

「人のために尽くすのは人に与えられた役割です。自分の心に余裕があるから人のために尽くせるのです。尽くせる状況にあるのに自分のことだけをしている人は幸せになません」。

「私は毎日お祈りをしています。自分のことをお祈りしているのではありません。友達やお世話になっている約40人の人の幸せのためのお祈りをしているのです。それで皆さんが幸せになってくれたら私は幸せです」。

「人が幸せになってくれるだけで良いのです。そのお役に立てることが私の役割だとおもっています。そしてその人が幸せになっていることを気付かない位が良いのです。幸せなのに幸せであることを気づかないでいてくれたら、自分の幸せが増えるのです。相手が気付かないように幸せにできるなら、それは最高の奉仕です。相手に施しているのだから何かしてもらわないと、など考えないで相手には何も求めないことが大切なことです。してあげているのだからと思って相手に見返りを求めると、神様はこちらを振り向いてくれなくなります。相手に見返りを求めなければ、神様は私が気付かないように幸せを抱かせてくれるのです」。

「笑顔でいると幸せになります。難しい顔をして笑顔がなければ幸せになれません。簡単なことです。私が病院に入院した時、隣のベッドでいる人は同室の誰とも話をしないでいつも一人で下を向いていました。雑誌のクロスワードクイズみたいなものをやっていたのです。話をしない、挨拶も交わさないで暗い顔をしていたのです。私は話し掛けました。最初は挨拶を返してくれませんでした。それでも次の日、またその次の日も挨拶を続けました。三日目になって挨拶を返してくれました。そこから話をしてくれるようになり、とうとう笑顔を見せてくれました。お医者さんもその変化に驚いてくれました。暗い顔が笑顔に変わっていくのと共に病気は治っていきました。病は氣からなのです。笑顔でいると健康で心が軽くなります」。

「私は入院しても問題はありません。神様が守ってくれているからです。だから安心して入院中でも人のお役に立てるのです」。

「人に妬まれて生きるよりも、人に感謝されて生きる方が幸せになれます。妬まれるような言葉を使わないことです。その人のことを思って言葉を使い行動すると、その人から感謝されるのです。誰かの悪口を言えば自分のところに悪口が返ってきます。誰かを褒めると幸せが帰ってきます。どちらを選択するのかは自由ですが、できれば幸せになる方法を選びたいものです」。

「政治家を応援する代わりに、当選した後は自分の得することに使いたいと思うような小さな人がいます。そんな人は相手にする必要はありません。本当に応援してくれる人は影でひっそりと活動を見守ってくれています。自分のことをしてもらうために応援しているのではないからです。政治家の夢を応援しているのです」。

「痛い。しんどいと口癖のように言うことはやめましょう。その代わりに有り難いと言うようにしてみます。そうすれば心が軽くなり痛いところがなくなります」。