コラム
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2012/12/26
1170    素敵な笑顔

スマイルコンサルタントの浅井千華子さん。午前7時50分から笑顔になるトレーニングを受講しました。実践することは力であることを知りました。素敵な笑顔になるためには訓練が必要で、自然に素敵な笑顔になることはできないのです。タレントが飛びっきり素敵な笑顔を見せるのは、笑顔が人を惹きつけることを知っていることと、笑顔の訓練をしているからです。笑顔は作るものとだという意識をしておきたいのです。笑顔を作るとは悪い意味ではありません。訓練をすることで笑顔は作ることができ、その自分で習得した笑顔はいつでも引き出すことができるのです。朝の挨拶の時の笑顔、取引先を訪問した時の笑顔、見知らぬ人から道を尋ねられた時の笑顔、全ては訓練次第で人に最高の笑顔を提供することが可能となります。

挨拶するのではあれば、人と会うのであれば、笑顔で応対することで自分も相手も幸せになれます。こんな素敵な武器を使わないでおくことはもったいないことです。

楽しいから笑うことがありますが、本当は笑うから楽しくなるのです。笑顔を作ることで楽しくなるのは、脳は以外と単純で、笑顔になると脳は、今、自分は楽しい状況にあると反応するのです。

笑顔で「しんどい」と言葉にしてもしんどくありませんし、この言葉を聞いた相手は、本当はしんどくないことが分かります。

逆に眉間にしわを寄せて「楽しい」と言っても自分は楽しくありませんし、「楽しい」と聞いた相手も本当は楽しくないと思います。表情が言葉を上回ってくれるのですから、まずは笑顔から入る毎日でありたいものです。

人が初対面の人を好きか嫌いか判断する時間は、わずか6秒です。たった6秒で判断されてしまいます。人を好きになるのは理由のある意識ではなくて瞬間の反応です。

ですから、初対面の時、タレント級の飛びっきりの笑顔で接することができたら、初対面の印象は好印象となります。初対面の印象が良くなければ、それを取り戻すために相当の時間や言葉、行動を必要とします。素敵な笑顔を作れると、6秒で好印象を持たれることになるのです。ひねくれ者でなければ、笑顔のタレントを見て「感じ悪い」とは思いません。

そんな素敵な笑顔を作るためには訓練が必要です。訓練なくして素敵な笑顔はありません。笑顔の法則とは日々の意識と訓練なのです。

訓練はやる気が必要ですが、やる気は行動することから始まります。心で「やろう」と思ってもやらないのは行動につなげていないからです。笑顔を作るのも同じで、行動をすること、習慣にすることが必要なのです。

笑顔が大切なことの最大の理由は、感情と表情はつながっていることです。つまり表情は感情につながっているのです。感情をコントロールすることは難しいことですが、表情は訓練で作れるものですから感情をコントールするよりも簡単です。ですから嫌なことがあっても、怒りたい時でも笑顔でいるとその感情は収まり、嬉しくて出会う人に感謝したい気持ちになります。素敵な笑顔は初対面の6秒を自分のモノにする武器になってくれます。