コラム
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2012/12/6
1157    やることリスト

「やることリスト」というものがあります。何も難しいものではなくて、やろうと思えば、直ぐにできることです。これはDO’Sリストとも言えるもので、自分が毎日実施すべき実践目標を紙に書いてチェックするしくみのことです。最近お会いした二人の人が手帳に自分だけの「やることリスト」を貼り付けていて、実践していること話してくれました。

一人は鳥取県で店舗展開を拡大している人で、もう一人は自分に厳しい課題を与えて日々向上している人です。二人とも素晴らしい人ですが、その二人が実践していることを知り、自分も作成しなければならないと考えています。

でもやろうと思えば今直ぐ出来ることなのです。やろうとしないから出来ないことでもあります。

やることリストの中身は、毎日実践すると決めたことを書き出してチェックする様式のものを作るだけで良いのです。例を挙げます。

朝の習慣・洗面所の清掃・玄関整理・靴を揃える・ゴミだし

活動時間・間食をしない・外食禁止・ケーキを食べない・通勤時間に英語を聴く・最低5人に近況報告をする・活動レポートを書く

帰宅後・頭皮ケア・論文を書く・アロマのお風呂・不要なメール削除・トイレ掃除・文具の整理・経費精算・お風呂掃除・外食禁止・足底マッサージ

以上のよう項目です。毎日していることのチェックをすることで必要な行動と不必要な行動に仕分けができます。そして少し意識しなければできない項目は忘れがちになるものです。そんな時はこのリストを確認することで意識することができますから、毎日実践できるのです。できない理由のひとつに忘れてしまうことがあります。習慣化していない項目は、意識をしなければ後回しになり、やがて忘れてしまいます。靴を揃えること玄関の整理なども習慣化するまではリストで意識すべきことです。

「やることリスト」は自分がやろうと思ったことを随時書き加えれば良く、考え抜いて作成するものでもありません。自分がやろうと思っても、書いておかなければ直ぐに忘れてしまいます。やろうと思ったことは実践すべきことですし、やってみて不必要であればリストから削除すれば良いのです。

思ったのにやらないのが最も良くない行為です。小さなことの積み重ねが人を形成していきます。自分が思った小さなことでもやることで成功経験が積み重ねられます。やがてやろうと思うことをやってみると、出来ると思うようになるのです。思ったことを実践すると結果がでるという公式を心と身体に覚えこませると、どんなことにでも挑戦できる体質に変化します。

思ったこと実現できる体質になれば、高い目標でもそれを掲げてリストに書くことができます。リストに書き込むことで思いは実現に向かうのです。

思いは実現するといいますが、そうとも限りません。思ったことを書き留めて実行することで実験するのです。書いて実行するという過程を省いてはならないのです。