コラム
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2012/4/4
1011    春到来

春。新しい入り口が開かれる季節です。多くの人の何気ない出来事が私達に幸せを運んでくれます。それを幸せと感じられたら、私達は幸せになれそうです。

新学期から新しい学校で勤務することになった教師のコメント。
4月から新しい学校に転勤して頑張れることになりました。ここで授業を行いたいと希望していた学校なので、とてもやる気に満ちています。和歌山県の教育界をリードできるような授業を行いたいです。
一代で会社を立ち上げ、今も順調に成長を続けている経営者のコメント
起業してから長い年月が経過しました。新年度を迎えて新しい年への期待が膨らみます。本体は私が引き続いて指揮をとりますが、社員研修とまちづくりの部門に関しては若い二人を中心に仕事を進めていくことになります。私が仕事を通じて社会に貢献できるのは後10年だと思っています。その限られた時間の中で、育ててくれた社会と皆さんに今までのご恩返しをしたいと考えています。
修行の結果を出すのは難しいと話してくれた僧侶。
人には五つの欲があります。動物としての三欲は睡眠欲、性欲、食欲。人間としての二欲は名誉欲と財産欲です。この欲を捨て去るために修行をするのですが、簡単に捨て去ることはできません。禁欲の修行期間を終えると、その直後から「お腹がすいたので肉が食べたい。マグロが食べたい」などの食欲が生じます。修行をしても中々五欲を捨てることはできないのです。それならば修行は必要ですが、人としての欲を持ちながら制御できる方法も取るべきです。欲が人を向上させることもあるのです。
子どもが転勤で実家の近くに戻ることになった母親。
子どもから和歌山市に転勤になると電話がありました。地元には帰って来られないと思っていたので、飛び上がるほど嬉しかったです。電話を持つ手が震えたほどです。春には子ども夫婦が出産も控えていますし二重の喜びです。
観光行政に携わることになった方が抱負を話してくれました。
異動で観光の仕事をすることになりました。和歌山市には魅力的な観光地があるのですが、中々認知されていないように感じるので何とか盛り上げたいですね。例えば障がい者対応の設備のある施設やホテルなどを観光マップに落とし込むことなどもその一つです。災害に備えて広川町の「稲むらの火の館」も視察に行き、研修施設としてもつと取り上げたいと思っています。

本当に何気ない会話の中に幸せが潜んでいます。皆さんの小さな幸せに基づく希望を、自分のことのように感じられたら、毎日が幸せに満ちたものになります。