488.新年の目標
 2008年、平成20年を迎えました。平成の時代がもう20年になっていることに驚きます。元号が昭和から平成に変わった時は新時代の到来を予感させましたが、これからの新時代が、今までのどの時代よりも素晴らしいものになりますよう、心からお祈りしています。
 さて新年の抱負を思い巡らせました。いくつかの事例に出会う度に思うことは、何でも自分ひとりで全てを取り込もうとする人は、やがて失速すると言うことです。個人が栄華を誇ろうとしても叶うことはありません。成功は共有することで、更に状況を良くしてくれます。まず自分が自立することが絶対条件ですが、その後は他人の幸せを招くために尽くすことが大切です。大切というよりも、自然にそんな気持ちになると思います。

・高齢者の方々が健康で楽しく暮らせるお手伝いをすること。
・病気に苦しむ方々が元気になれるお手伝いをすること。
・全ての方々が健康で幸福な生活を過ごせること。 
・環境問題とエネルギー問題の解決を両立させるための取り組みをすること。
・わが国の経済活動が活発になるための取り組みを行うこと。

 などがあると思います。大きな課題ですが、最初のきっかけぐらいは作る気持ちを持って活動をしたいと考えています。生活は低く、しかし志は高く持ちたいと思います。

 そこで平成20年の目標は「昇る」としました。昇龍になって今よりも高く昇ること、龍が昇ると周囲も一緒になって昇って行くことが出来ます。私の運勢は雷龍だそうですから、雷のようなエネルギーを持って天高く「昇る」ことを目標に決めました。
 「昇る」とは加速させることだと捉えています。活動を加速させる原動力は精神の力です。そして雷は触れることが出来ないことから、それは精神の力なのです。精神の力を充実させ、一点に向けてエネルギーを発揮し明日を切り拓きたいところです。昇ることは人間の本能ですから、昇って行くことに限界点はありません。理想の状態と考えて決めた到達地点がありますが、その到達点にしたところであくまでも通過点ですから、いつも「その先」を目指したいと思っています。やがて目指すべき「その先」が今の地点になり、そこからまた「その先」が見えてくるのです。

 振り返ると、2004年(平成16年)からの目標は「行動する」、「継続する」、「一段高く」、そして「挑戦」と続けてきました。自己評価ですが、定めた目標通りの行動と生き方が出来ていると思いますから、目標設定の力を感じます。
 並べて見ると自分なりに辿ってきた経緯が明確になります。順に並べると、「行動する」、「継続する」、「一段高く」、「挑戦」、「昇る」です。一段ずつ階段を昇っているようで歩みは遅く感じますが、自分では周囲の状況を確認出来ますからゆっくりで良いのです。
 2008年から次の時代に向かって昇り続けます。思いと行動がある限りそこに限界はありません。

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