ある新聞に、歌手の郷ひろみさんの言葉が紹介されていました。人生で大切なこととして、三つのことを挙げています。
「考えること、行動すること、継続すること(Thought action and continuation)」の三つです。私も度々目標として掲げてきたことと同じなので嬉しく思いました。特に「継続する」は平成17年を通じての目標に掲げたことがあります。考えて行動することはとても大切ですが、それらと比較して継続することを忘れがちです。でも物事を成すためには継続することが重要です。
過去三年間の私の目標を記載してみます。
・行動する
2004年(平成16年)の目標は「行動する」でした。市議会で活動させてもらって初めての年だったことから、まず行動することから始めようとの思いで目標を定めたものです。
・継続する
2005年(平成17年)の目標は「継続する」でした。目標設定の初年度は、行動して活動の基礎を設けられたので、継続して取り組むことを目指したものです。実は継続させることは、とても難しいものです。三日坊主の言葉があるように、何事も最初は初めてのことなので楽しく、そして比較的、新しい技術や知識を身につけることが出来るものです。しかし直ぐに壁にぶち当たります。ここで挫折するのか突き進むのかが、それ以降の目標が到達できるかどうかの分かれ目になります。
よく「やれば出来るのに」の言葉を聞きます。確かに目標を定めてやれば出来ることがありますが、それが出来ないのは継続する力が不足しているからです。やれば出来るとしても、継続しなければ永遠に出来ないのです。継続させる力も能力の一つですから、疎かにしないことです。
・一段高く
2006年(平成18年)の目標は「一段高く」でした。これは市議会での活動も三年目となると、同じことを繰り返す場面が出てきますが、周囲との関係や空気によって少し変化を持たせることで時代に即した内容のものに仕上げることを目指したものです。
・挑戦
2007年(平成19年)の目標は新しい「挑戦」の一年としました。自分が思い描いたように「行動」し、それらを「継続」させ、そして「一段高」いところに仕上げて、新しいことに「挑戦」する年です。次の段階に進むたろにも、出来れば4年でひとつの目標のサイクルを廻したいところです。
新年から数えて五ヶ月が経過しました。そろそろ年の初めの目標を忘れてくる頃です。年の途中でもう一度思い起こすと共に、これらの言葉も胸に刻んでおきたいものです。
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