日記をつけている人は、信頼出来ると言われます。仕事で疲れた時でも、飲んで酔って帰った時でも、毎日記録をつけることは大変な労力を要します。だから毎日、日記や記録をつけている人は信頼出来るのです。
記録は自分の行動を記すだけではなく、人の活動や他人の行動に関するものを記しておくと自分にも役立ちます。つまり人が批判されていれば、自分はそのような行動をしないようにすれば良いのです。人の振りを見て自分の行動を直せばよいのです。
人の忠告も記録に留めておき、自分の行動に活かしたいものです。
日記を毎日つけるだけでも大変なことなのに、毎日英語で日記をつけている人がいます。しかもノート1ページ分にその日の出来事を記しています。英語を習い始めたのは会社を退職してからと言いますから、その積極性は見習わなくてはなりません。
この事例から学べるのは、何事も始めるのに遅くはないことです。やって見ようと思ったら、直ぐに取り組むことです。 自分の専門外の新しい取り組みを続けることは難しいのですが、継続させるヒントはあります。
一つ目は、必要以上にお金をかけないこと。
継続して費用が発生するものは経済的負担となりますから、避けたほうが良いのです。
二つ目は、自分のペースで取り組めること。
絵画は時間がある時にゆっくりと描けばよいのです。 英語はテレビを録画しておき毎日確認することです。自分のペースで無理をせずに取りくめる方法を見つけることです。
三つ目は、必要性に迫られること。
単に英語を習っても続きませんが、海外の知人とメールをするなど目的があれば継続できます。
四つ目は、取り組んだ結果が形に残ることです。
コレクションをした経験がありますが、集まってくると更に集めたくなるものです。自分の作品が増えてくると楽しい筈です。そのことで、目的を持って旅行に出掛けたくなり、真剣に日々の出来事を作家の感覚で感じ取れるのです。
作品に残そうとすれば感性は高まります。感性が高まれば日々の生活が充実します。日々の行動を形に残すこと、それは絵画でも良いし日記でも良いのです。
継続は力と言いますが、毎日少しでも実践することは難しいものです。継続するためのヒントがここにあります。人が出来ていることは自分にも出来るのです。
何かを継続することで、その分野の知識が得られ実力は高まります。そして継続する姿から人の信頼も得られます。継続は力と信頼を生みます。
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