情報の質の転換には2つのポイントがあると思います。
ひとつは、情報を分かりやすい表現に変えることです。行政が保有している情報の多くは、財務諸表に代表されるように過去や現在の状況を単に数字を用いて表にまとめられているため、馴染みのある人でないと分かりにくいと思います。このような場合、グラフや絵を用いて視覚に訴えるような工夫をすることが必要です。
二つ目は、公開される情報が過去や現在の数字や実績にとどまらないで、将来に向かっての事業計画などにも及ぶものにすることだと思います。
視覚に訴えて、より分かりやすくする工夫は「市報わかやま」をはじめ改善に努めていますが、更に努力したいと思います。
将来の事業計画などについては、全体として「和歌山市長期総合計画第二次基本計画」の中で、将来のビジョンを示すと共に、個別の事業計画書の中でも、そのプランを掲げており、これらについては、市政情報課の資料コーナーに備え付けてあります。
「和歌山市長期総合計画第二次基本計画」については、既にホームページに掲載していますが、今後は個別の事業計画書もホームページに掲載したいと思います。
（４）東南海・南海地震について
答弁者 ： 市長
災害が発生すれば、非常対策本部を設置し、市長である私が本部長となり、いかにして、短時間のうちに適切な判断を下し、組織を動かし、被害の軽減や速やかに復旧作業が開始できるような強いリーダーシップを発揮しなければならないと思います。
防災において大切な公助は勿論、自助、互助を意味する地域の防災力も大切であることから、防災力を強固にするため、自主防災組織をさらに整備し、平常時から災害時における情報収集、伝達、消火、避難体制等の充実や大災害を想定しての地区ごとの防災研修や防災訓練を積み重ねておくことが大事と考えています。
