挨拶と懇談
日頃から、そして今夏、お世話になった皆様のところに挨拶に伺いました。皆様から歓迎してもらっていることに感謝しています。
片桐さんを応援していましたから、とても残念です。でも絶対に戻ってきてください。私たちは応援しますし、今日、来てもらったことに感謝です。疲れを残さないようにしてくださいね。
和歌山市の将来は大丈夫でしょうか。相変わらず産業もないし、若い人達も県外に出ていっている現状が変わらないので心配があります。和歌山市に何か変わる兆しがあるのかなと思っています。子ども達の県外進学や就職のことを考えると笑顔になりません。子どもの意思が大前提ですが、希望すれば和歌山市に戻って来てもらえる環境は直ぐに整える必要があります。
私たちの周辺は今も笑顔はありますから問題はありません。問題は子ども達の将来で、それが少しでも解決する兆しがなければ笑顔になれません。以前から言っていることですが、具体策が必要だと思います。
和歌山市内の企業で問題なのは、欲しい人材が集まらないことです。人材不足が原因で企業業績が伸びていないのです。人材が集まれば成長機会があるのですが、人がいないことで今は現状維持、将来は右肩下がりの予測となっています。中堅企業の売り上げはそれなりにあるのですが人が不足しています。人材を雇用したいのですが人がいないことが経営課題です。そのため社長自らが広報していますし、人材を求めて学校訪問や取材対応などをしています。
技術系、営業職が欲しいのですが圧倒的に不足していることを解消する必要があります。行政にも同じ危機感を共有して欲しいのですが、業種、企業ごとに異なる経営課題を共有することは難しいと思いますし、直接的な支援はできないと思います。とにかく和歌山市出身者に戻ってもらえるしくみや、和歌山市に来てもらえる制度を考えて欲しいと思います。具体的な動きを見せて欲しいですね。
株価が上がっているので上場企業は資金調達が出来ていますが、和歌山市内の企業はどうなのでしょうか。あまり設備投資や景気の良い話は聴かないですね。県内企業の株価が上がっていないのか。上場企業が少ないのかも知れませんが、今のところ和歌山市は株高の恩恵を受けていないように感じます。もしそうなら株価や国の経済対策は和歌山市にそれほど影響を与えないようにも思います。もしそうだとすれば中小企業の比率が99.9パーセントの和歌山県の経済対策は別次元のものが必要なのかも知れません。どれほど影響を与えているのか検証して欲しいところです。もし全国レベルと同じように経済対策は効果があるというのであれば、データで示して欲しいと思います。全国と同等の効果があるとすれば、地元資本の小規模な会社の決算は良いことになります。
以上のような意見をいただきました。中小企業および小規模企業向けの直接的な経済対策はありません。国が返済不要のお金を支援することや、県が支援することで地元銀行が債権回収できなくても良いという経営方針を打ち出して、中小零細企業を支援することが政策であれば「ある」と言えますが、単なるバラマキは経済政策ではありませんから、実効性のある中小零細企業向けの経済対策はありません。
つまり和歌山県経済を再生するための対策は、現実的には極めて難しいと言わざるを得ません。だから長期にわたって経済が低迷しているのです。有効な対策があればここまで経済が落ち込んでいないはずです。和歌山県だけで有効需要を増やすことは難しいことですから、企業が賃金を上げて消費拡大を図る以外にないと思います。
このように、誰が担っても経済再生は難しいのですから、民間投資を促す以外に方法はないということです。皆様の意見は活動の糧になっています。ありがとうございます。


