活動報告・レポート
2026年8月25日(火)

まさかの出来事

本日もたくさんの皆様とお会いすることができました。訪問したところ温かい言葉で迎え入れてくれていることに心から感謝しています。

先輩が「まさかの出来事は珍しくありません」と伝えてくれました。「まさか」と思うことがありますが、それは珍しい出来事ではなく時々起きることだということです。

この例えは夏の甲子園決勝戦の智辯和歌山高校と健大高崎高校の試合を見て伝えてくれた言葉です。それは8回表の健大高崎高校の攻撃で、逆転のツーランホームランが出たときです。それまで智辯和歌山高校が2対1でリードしていたのですが、このホームランで2対3と逆転なったのです。

見ている人にとっては「まさか」の出来事ですが、選手としてスポーツの全国大会で優勝、監督としても全国大会の常連校の強豪に育て上げた経験からすると「まさかは起きて珍しいことではない」ということです。その理由が凄いのです。

「全国大会になると『まさか』が起きるのは当たり前のことです。夏の甲子園に出場してくる高校は強豪校ばかりなので、バットはしっかりと振り切れていますし、甘いボールは見逃してくれません。つまりどのバッターでも一球で仕留める力を持っているのです。それが強豪ぞろいの甲子園大会の特長です。しかも決勝戦まで勝ち上がってきたチームのメンバーは力を持っていますから、一振りで試合を決める力はあります。だから逆転のツーランホームランが出ても不思議でも、珍しいことでもなくて当たり前の出来事ですから、驚くことはありません。むしろ『甘い球を見逃さずに良く打った』と言うべきです。だから全国大会での逆転ホームランは珍しいことではないのです。

しかしこれは甲子園大会であり全国大会だから言えることです。地方大会ではこの『まさか』は滅多にありません。それは強いチームとそうでないチームの実力差があるので『まさか』はめったに起きないのです。

甲子園大会と地方大会を同じ土俵で評価できないのです。このことはどの分野でも言えることです。柔道の大会でも全国大会と地方大会では戦い方が違いますし、ビジネスでも同じです。和歌山市内のビジネスと全国レベルのビジネスとでは考え方も戦い方も全く違うのです。和歌山市の流儀が全国で通じるとは限りません。だから東京の企業との商談で『まさか』が起きるのです。『まさか』が起きるということは、実力差がないということです。

だから実力が高まると『まさか』が起きると考えた勝負をする必要があります。選挙でも同じことが言えます。今回の和歌山市長選挙で『まさか』と思うような出来事が起きたと思います。しかし結果論かも知れませんが、それらの出来事は想定できるものだったのではないでしょうか。新たな候補者が名乗りを上げること、その結果、ある程度の票がそちらに流れることは『まさか』ではなく対応すべき出来事だったのです。それ以外にもたくさんあったと思いますよ。

でもそれは夏の甲子園大会と同じだと考えてください。片桐さんに実力があったから『まさか』と思える仕掛けが起きたのです。片桐さんが弱い候補者であったとすれば『まさか』と思える出来事は起きていません。実力がある候補者だったのは間違いなので、今回の結果は次につながる実力がある候補者だったと思うべきです。

だから私はこれからの片桐さんに期待しています。実力のある片桐さんなので、これからも『まさか』が起きると思いますが、それを乗り越えるだけの戦い方をしなければなりません。実力があるとしても、同じ戦い方をしていては同じ結果になりますよ。市長選を戦ったことは全国大会で戦ったことと同じです。次に備えられた戦いだった思います」と伝えてくれました。