出陣式
出陣式
和歌山市長選挙の出陣式を行いました。午前7時30分から、神事を岡の宮神社で執り行い、その後、和歌山市役所前で出陣式を行いました。出陣式での挨拶は以下の通りです。
おはようございます。本日は暑い中、お集まりいただきありがとうございます。
24年前、一人の男性が事務所を開設する場所の自治会長を訪ねました。そのとき、自治会長は「かわいそうだから応援するわ」と言ってくれました。かわいそうの意味は「無名の男性だから当選しないだろう」という意味だと思っていました。その男性は平成15年の和歌山市議会議員に当選し、平成19年の県議会議員選挙に当選、その後5期連続で当選することになりました。
そして今回、和歌山市長選挙に立候補することになりました。私たちが戦う舞台は和歌山市長選挙です。挑戦者として最初で最後の市長選挙を戦っているのです。スタッフとお集まりの皆さんと一緒に市長選挙を戦える幸せを感じています。この舞台に立たせてもらっていることを幸せに思っています。
「かわいそう」を思うのではなく「応援するわ」に意味を持たせているのです。
つまり、無名の男性が市議会議員に挑戦しようと思って自治会長を訪ねた行動が、「応援するわ」の言葉になり、そこから応援する行動に移ったのです。意思表示と行動をしたことから人の心を動かせたのです。
今回の市長選挙も挑戦すると決めたことを一人に伝え、そこから二人、三人、十人へと広がっていきました。その結果が今の市長選挙につながっています。そんな民意が集まった市長選挙を戦いたいと思います。
さてこれまで毎朝、辻立ちを行ってきました。とても暑い朝、日傘を差した女性が近寄って私に日傘を差しかけてくれました。そして「こんな暑い時に立っていたら熱中症になるで。無理したらあかんよ」と言ってくれました。僕は「大丈夫ですよ」と笑顔で返すと「おばちゃんが応援したる。任しといて」と言ってくれたのです。
またけやき通りを約40年間、道路の掃除をしている人がいます。その男性がJR和歌山駅で演説をしていた僕のところに来てくれて「片桐さん、暑い中、演説をしていると熱中症になるから氣をつけて」と話してくれたのです。このときも僕は「大丈夫ですから」と答えました。
そうしたら午後になって電話をくれました。「片桐さん、私の家においで」と伝えてくれたのです。家に行って驚きました。会社社長であり地元の自治会長だったのです。僕は道路の掃除をしている男性とだけしか知らなかったからです。予想ですが、道路掃除の男性に声を掛ける人は僕ぐらいしかいなかったのでしょう。
「片桐さん、これまで政治家の応援をしたことがないので分からないけれど、私は応援するから」と話してくれたのです。個々人の意思が尊重されることが民意です。このような小さな民意を受け取って、市政に反映させることが市長選挙だと思います。組織や団体などの組織が集まった票よりも、小さな民意を集めることが真の民意だと思います。
今回の市長選挙は、小さな民意を受け取ることが大事だと思います。集まってくれた皆さんとスタッフの皆さんの応援が力になっています。
今から追い上げていくことで追いつくことができると思っています。皆さんの力を集めてくれたら勝てると思います。皆さんとスタッフの皆さんと一緒に市長選挙を勝ち抜きたいと思います。8月2日に出陣して一週間の戦いに勝利をして、再び、市役所で会いたいと思います。今日が市長への道のスタートであり、皆さんと共に戦う日となります。
出陣式にお集まりいただき感謝いたします。これから市内を駆け巡ってきます。ありがとうございます。
その後、市内6カ所で出陣式を行い、各地域で皆さんに市長選出馬の挨拶を行いました。
さぁ、市長選を戦います。短い夏になりそうです。
熱い夏
田中口で辻立ちをしていたときのことです。高校生が自転車で走ってきて信号で止まりました。私が田中口の交差点に立っていたので「クラブ活動?」と尋ねたところ「野球部です」と答えてくれました。続けて「どこの高校?」と尋ねると彼は「向陽高校です」と答えてくれました。
私は「僕が向陽高校同窓会会長ですよ。何年生ですか」と伝えると「3年生です」と答えてくれました。私は「最後の夏だね。甲子園を目指した熱い夏にしよう」と伝えました。信号が変わったので彼は自転車で向陽高校の方向に消えました。
数週間前のことです。
そして今夜、午後9時30分頃、御膳松交差点に立っていました。交差点が赤信号だったので、二人の高校生が自転車で止まりました。私は「高校生ですね」と話しかけると、彼は「田中口で出会いましたね。覚えています」と答えてくれました。
私は「向陽高校野球部の彼ですね」と伝えると「そうです」と答えてくれました。
続けて「市高相手で負けたのは残念だったけれど、良い夏になりましたね。次は勉強で頑張ろう。僕は今日始まった市長選挙を戦っています」と伝えました。
彼は笑顔で「同窓会長ですね。市長になって下さい。投票に行きます」と答えてくれ、自転車で走っていきました。
こんな奇跡があるのかと思います。早朝に会った彼と夜に会うのですから。そして二人とも熱い夏を戦っていることになります。幸せを感じる短い会話でした。


