活動報告・レポート
2026年6月16日(火)

若い経営者の意見

若い経営者の意見

若手経営者を訪ねました。「私の目標は、東京から和歌山市に若い人材に来てもらうことです」と話してくれました。

続けて「和歌山市は温暖で過ごしやすくて、人も良いので住みやすい県だと思っています。でも人材が集まっていないのが現実です。それは賃金が安いことや働きたい職種がないことが原因だと思いますから、やり方によっては人材が集まると思います。賃金が安いので人が集まらないのですが、和歌山市は東京よりも物価が低く土地や家賃も安いので過ごしやすいと思います。そこで東京に人材募集をかけて和歌山市に来てもらおうと思っています。来てもらえると和歌山市が良いところだと分かってもらえるので、将来、こちらに住んでくれるかも知れません。ここに挑戦したいと思います」と語ってくれました。

東京に人材が流失しているので雇用がない現実を嘆くより、人材に来てもらう仕掛けをしていることに驚きました。これまで地元企業から、このような発想は聞いたことがなかったからです。

「とにかく挑戦している人生です」と語ってくれたように、挑戦する気概が和歌山市には必要です。困難があるにしても「仕事は楽しむことが必要です。困難を乗り越えるためには自分の仕事を楽しむことです。そして社員にも楽しく仕事をしてもらっています」と語ってくれました。

今の時代の考え方として、仕事は苦しむよりも楽しむことの方が、仕事の成果が上がると言われています。嫌々の仕事よりも楽しい仕事をすることの方が能力を発揮できるからです。世代によっては昭和の仕事のやり方の感覚を持っていますが、今は時代感覚を変えなくてはいけません。若い人の感覚を肯定して一緒に学ぶ姿勢も必要だと思います。

「現在、グループ会社も増えているので、まだまだ広げられると思っています」と語ってくれました。和歌山市内にとても頼もしい経営者がいるものです。楽しみながら仕事の成果を上げて会社を拡大しているこのモデルは、地元として誇れるものです。自分の会社と和歌山市の未来を信じて、東京から人材を引っ張ってくる挑戦を応援したいと思います。

地元貢献企業

市内の会社を訪ねて代表者と話を交わしたところ、「私の役割は結論を出すことだと思っています。経営者は判断することが仕事で、しかも状況の把握をしたうえで素早く判断をすることが大事です。経営者の役割としてそれ以外のことはありません。あれこれ判断を先送りするようなら会社はつぶれますし、将来、存続できません。事業継続するためには和歌山市の経済環境、市場環境を整えて欲しいですね。人が減る、市場が縮小している。所得が低いでは経営者として外部環境が良くないと判断します。それなら市場を求めて京阪神、または首都圏を目指すことになります。

でも和歌山市に本社を置いているのだから、和歌山市での売り上げを高めないと地元貢献にはつながりません」と話してくれました。

この会社代表は、常に本業を通じて地元貢献を行ってくれています。もちろん社会をよくするためにも尽力してくれています。そのためには「和歌山市は良いリーダーを冠に頂かなければいけません。少ないけれども地元に尽くしている一人として、私は誰でも良いとは思っていません」と話してくれました。

会社の売り上げの半分以上が市外になるような和歌山市ではいけません。市場が縮小していると言っても諦めることなく、和歌山市の市場規模を拡大することが必要です。現状維持は右肩下がりですから、企業活動を継続するためには売り上げも利益も増えるようなまちづくりが必要です。社会貢献に尽力してくれている経営者との意見交換によって、和歌山市の市場価値を高めることを目指したいと思います。