和歌山市の未来談義
和歌山市の未来談義
訪問した団体役員の方と「和歌山市の未来」について話し合いました。冒頭、役員の方は「私は転勤で各都市に住んだ経験があるので分かるのですが、このままでは和歌山市の未来は暗いものになります。和歌山市の未来を考えて動いている人は少ないように感じます。むしろ他からの進出や投資を受け入れない市のように感じます」と話してくれました。
ここで出てきた和歌山市の特徴です。
和歌山市は小さな利益を取ることが主流なので未来が見えてきません。将来の大きな利益を得ることよりも、今の小さな利益を取ることを考えていることが問題です。それは長年、大企業が進出していないことが理由となります。滋賀県や三重県は和歌山市よりも人口が少なかったと思いますが、今では立場が逆転しています。それは大企業が進出しているかいないかの違いです。
つまり目先の小さな利益を求めるのか、未来の大きな利益を得たら良いと考えているかの違いです。未来を創る大きな利益を得るためには産業誘致が必要です。大きな利益を求めるには労働人口密度を高めること、つまり労働力の集約が必要です。
このまま希望が消えていく未来を待つのか、希望のある未来を創るのかは産業誘致にかかっています。これは熊本県のTSMCや北海道のRapidusの誘致が証明しています。半導体企業の誘致を成功させたことから投資投入と雇用が増えています。地元経済が上向いているのは大企業の進出に伴う投資があったからです。
「子どもに貧しい未来を託してどうするのですか」と質問したいと思います。和歌山市では労働集約の道筋が見えていないので、この道筋を作ることが必要です。
どんな未来を残すのか。今、和歌山市に良い未来を創ることを考えなければなりません。これまでの和歌山スタイルでは駄目なことは明白です。明治時代は全国有数の都市であった和歌山市が衰退していった歴史があるのだから、これまでの「和歌山スタイル」を改める必要があります。「和歌山スタイル」を転換しないと希望のある未来はありません。
城下町に拘るのなら御三家で栄えた過去に戻るのではなくて、「未来に向かう城下町」を掲げるべきです。和歌山市がナンバーワンだと言える産業を誘致、または創り出すことが必要です。これが未来に大きな利益を得るために今、すべきことです。
どうすれば未来が築けるかを考えたとき、企業に投資してもらった雇用を創ること以外にありません。未来を見据えた利益誘導こそ和歌山市が取り組むべきことです。
但し、企業の隆盛や産業の流行り廃りがあるので、どの企業が良いのか見通すことは難しいことです。だから和歌山市が取り組むべき産業はエネルギーが適しています。エネルギーは全ての産業活動、社会生活の基幹ですから、非化石燃料で安価なエネルギーを供給することが和歌山市の生き残る道です。
和歌山市がエネルギー移出で関西経済をサポートしていけるようになれば、存在感が出てきます。人口が少なくてもエネルギーを供給している和歌山市になれば存在感が出てくるのです。しかも安価で安定した「RE100」エネルギーを供給できれば、社会の要請に応えられるうえ製造コストが低減できるので、新産業は和歌山市に集まってきますし、課題である労働集約ができます。
令和7年7月に実施された「いい部屋ネット住みたい街ランキング2025 和歌山県版」で「住みたい街1位は7年連続で和歌山市」との調査結果が出ています。2位が東京23区、続いて大阪市ですから、和歌山県版だとしても住みたい街で1位の和歌山市は凄いと思います。
その理由は水道とガソリン代が安いからだと聞きました。つまりエネルギーコストが安ければ、生活インフラが安定していると暮らしやすいと感じるのです。
だったらエネルギー産業を誘致することが企業誘致にもつながりますし、将来とも暮らしやすい和歌山市を実現することになります。
もうひとつが起業家支援です。若い人が起業するための支援制度を設けることが未来への投資です。今のままでは駄目な未来が待っています。50年先の未来を創るのは今ですから、エネルギー産業誘致と起業家支援を行うべきです。
和歌山市の未来について、とても良い議論を交わすことができました。
その他
- 叔母さんの一周忌法要を行いました。ここで当時の暮らしの写真や昭和43年3月の写真を見せてくれたので、話が盛り上がりました。
- 後援会幹事会を開催しました。今週の活動と課題、そして来週の活動について意思疎通を図りました。


