活動報告・レポート
2026年2月16日(月)
岡崎先生のアトリエ
岡崎先生のアトリエ
岡崎先生のアトリエ

画家の岡崎ゆみこ先生のアトリエを訪ねました。先月、先生の個展を鑑賞した時に「これまで和歌山市でお世話になってきました。できたら私の作品を病院や福祉施設などに寄贈したいと思っています」と依頼を受けました。そこで最近、新築されたふたつの病院と新しいふたつの店舗の壁に飾ってもらえることになり、どの作品を寄贈するのか、和歌山市の文化芸術活動などについて意見交換を行いました。

150号を超える作品なので大きな部屋や壁でなければ収まり切りませんし、部屋の雰囲気に合わせた作品であり色彩を選定する必要があります。しかも先生の作品は解釈が難しいので、直接見てもらうことが好ましいと思っています。

岡崎先生のアトリエ

個展で先生は「作品にテーマはありませんから自由に発想してください。自分が感じたことが正しいのです」と鑑賞の仕方を教えてくれました。先生の作品に作品名はありませんから何をイメージしたのか難しいのです。

本日、先生のアトリエを訪ねましたが、作品の巨大さと数量に圧倒されました。これだけたくさんの作品を創作してきたことに驚きますが、色彩や構成に個性があり作品を解釈しようとしても難しいことにも驚きました。

ただ「直感で見てください。良いと思った作品が良いと思います」と禅問答のような世界に入っていきました。良いか好きなのかを作品を見てから数秒の直感で判断していきました。結果として、シンプルな構成の作品と白を基調とした作品を好むことが分かりました。

岡崎先生のアトリエ

現代建築の病院の壁の色は白色が多いので、壁に溶け込むような作品が自然な感じがすると思いました。決して主張しないけれども、存在感を見せている作品を候補に選びました。

そして病院や福祉施設に飾る場合、岡崎先生の名前を記すことで作品の重みをアピールできたらと思っています。

ところで岡崎先生は2022年に和歌山市文化功労賞を受賞されたように、和歌山市の文化人として知られた存在です。もっと地元で作品展を開催すべきですが、芸術には資金が伴うので簡単ではないことを知りました。文化芸術は資金を拠出してくれる場所や人のところに花が咲きます。アトリエ見学は、和歌山市に文化芸術の花が咲いているのかを考えるきっかけになりました。

また和歌山市内で開催するイベントに先生の作品をお借りして、絵画を背景にした演奏や演武も似合うことに氣づきました。早速、3月20日の陳さんの講演会と日台イベントに作品をお借りしてイベントに芸術性を持たせたいと話し合いました。演武の背景に選定したのは白地に黒い羽が飛んでいる三部作です。一つの作品だけでも大きいので、三部作を舞台の後ろに並べると迫力があると思います。今からイメージできるので、イベント当日がとても楽しみです。

芸術家との時間は普段の時間と違い知らないことが多く、刺激的で学ぶ機会になりました。自由な発想で鑑賞すればよいと伝えてくれましたが、先生の全ての作品に共通して込められているのは「平和」だと知りました。この話を聞いて、様々な姿形の曲線は平和へ辿り着くための道のように感じました。

つまりどの道を進むとゴールに辿り着けるのか作者でも分からない世界だったのです。平和の考え方や平和に辿り着く方法は人によって様々なので、一人では辿り着くことが難しい世界だったのです。だから様々な作品を描き、多くの方に鑑賞してもらうことで平和への道を考えてもらう価値を発信していると思いました。

どこに辿り着くのか分からない線の正体は、先生が迷いながら感じた平和への道だったと考えました。まだ見たことのない世界は平和な世界だったのです。

その他
  • 「和歌山IR」に関する話を交わしました。愛知県のIR誘致の発表以降、和歌山市では挨拶代わりの話題になっています。
  • コンサート例会に係る会議を行いました。みんなの想いを音楽の形にしていく作業を行っています。
  • エンジェルでの音楽イベントを楽しみました。自由に好きな歌を歌い演奏する時間を共有しました。