和歌山県への企業誘致に関する話し合いを行いました。どの地方都市でも同じだと思いますが、企業誘致は地方自治体にとって重要な取り組みです。財政は厳しい地方自治体がほとんどだと思いますので民間投資を受け入れる、そして雇用を増やすための企業誘致はとても大事な取り組みなのです。
ところが国内外の大手企業が進出を目指すのは、どうしても首都圏や大都市近隣の地域になっている現実があります。そこに和歌山県が食い込むためには立地条件もさることながら、相手方に対して熱意を持って当たり、そこから人間関係を築くことが誘致に際して大事なことです。
ここで言う熱意とは、和歌山県に立地した場合のメリットを伝えること、企業の要望を聞き対応できるよう全力を尽くすこと、そしてスピード感です。これらの条件が揃わないことには首都圏など競合都市に勝てることはありません。
少し異なる視点すらも改善したい条件があります。外国から日本に進出を希望する企業の場合、来日ルートは成田空港または羽田空港になっています。北米から直接、関西空港に入る便は思っている以上に少ないため、首都圏が玄関口になっていることも和歌山県にとって不利な条件です。
先日、東京から来てくれた事業者が「羽田空港から関西空港に入る国内便は意外と少なく、しかも時間帯が限られているため、伊丹空港の方が利便性は良いですね。国内便の発着便数を増やす方が和歌山県にとって良いですよ」と意見をいただきました。
確かに関西空港と羽田空港を結ぶ国内便は、午前の早い時間または午後の遅い時間に集中しており、お昼前後の便数は少ないのです。関西空港は和歌山市に近いことから、インバウンド観光やビジネスで有利に働いていますが、大手企業に進出してもらうためには、国内便の便数を増やすことも必要だと思います。できるだけ、東京から和歌山市までの移動時間を縮めることが企業誘致に結びつきますから、考えておきたい課題です。
新しい産業を和歌山県に誘致する取り組みは以前から行っていますが、なかなか成果が上がらないのは先に述べた熱意とスピード、そして交通の便が影響していると思います。
また企業に進出してもらうための工業団地はあるのですが、インフラが整っていない箇所もあり、すぐに使えないことも問題として認識しています。企業進出が決まってから造成に着手する、そしてインフラを整備するといった姿勢では企業は進出してくれません。「インフラが整っているので直ぐに進出してもらえますし、進出に必要な要望はお受けいたします」と言える姿勢が必要です。
和歌山県は他の地方自治体と比較して「熱意もスピードも欠けている」と言われることが多いのですが、それはこのような姿勢に感じ取られていることも影響していると思います。どの地方自治体も進出を検討してくれる企業には真摯な対応をしていますから、和歌山県も熱意とスピードを武器にした誘致活動を行うべきです。
以上のような話を交わしましたが、外国企業に和歌山県へ進出してもらうためには受け入れ側の姿勢が問題となります。これらの点を十分に認識して対応を進めているところです。
ライオンズクラブ理事会に出席しました。今春以降の活動と来期の準備事項などを協議しました。また令和7年12月、薬物乱用防止に関する講義を受けましたが、講義を受講したことから「薬物乱用防止教育講師認定証」と教育用DVDを受け取りました。この認定証があることで、学校教育の現場で生徒を薬物から護るための教育が可能となりました。昨年末にこの講義を受講した結果を示せるように、今期は活動したいと考えています。


