令和8年3月に予定している日台講演会とイベントに関する会議を行いました。陳さんの講演会と台湾茶を始めとする台湾の物産を紹介すること、屋外ステージでは歌や演武、書道パフォーマンスを行うことが決定していますが、本日、台中から陳さんと画家の劉さんが和歌山市に来てくれたので会場の視察をしてもらいました。
台湾の画家の劉さんの作品を展示すると共に、ステージで紹介することにしました。このイベントで台湾の絵画と画家を紹介することで、より一層台湾を知ってもらえる機会になりました。陳さんは親日家で「台湾茶の紹介と台中にも来てください」と案内をいただきました。今回紹介してくれたのは梨山茶で、標高2,000メートルの場所で採れたものです。梨山茶は台湾でも特に高級とされていますが、標高2,000メートル以上で採れたものは高冷茶と呼ばれてさらに高級品として区別されています。その高冷茶をイベント当日に楽しんでもらおうという話になりました。
陳さんの講演会を実施する企画から、イベントステージの設置、飲食スペースの確保、そして劉さんの絵画展示と高冷茶の試飲など、企画は盛りだくさんになってきました。本日、私は会場で陳さん、劉さんと会議、神谷さんは出演者の皆さんと会議を行うなど、同時並行して企画を進めています。今から春のこのイベントを楽しみにして企画を練っています。
田村画伯から、自分の書いた作品をAIに読み込ませて新しい作品づくりに生かしている話を聞かせてもらいました。
田村画伯が自分のオリジナルの絵をAIに読み込ませて絵の背景や色を変える、或いは漫画風に、ドラマ風などに作風を変えて比較しているようです。田村画伯からオリジナルの絵とAIでアレンジした絵を見せていただきましたが、AIが描いた絵の仕上がりの凄さに驚きました。もちろんAIの絵はプリントなので、オリジナルの絵と比較するとその差は歴然としていますが、プリントしたものだけを比較するとその精度に驚きます。色々なタッチの絵が簡単に作れるのです。
特に現実では見たこともない場面をAIは仕上げてくれますから、それを元に新たな作品を生み出すことや、人の表情も様々に描いてくれるので人物を描く際の参考にできるとのことです。今回見せてもらった現実にない場面とは、白狐が武者の衣装を着て空を飛んでいる場面です。どんな姿で白狐を飛ばせば良いのか想像できませんが、AIに「白狐が武者姿で飛んでいる場面を描いて」と伝えると、その場面がリアルに写し出されるのです。リアルな場面をコミック風やイラスト風にも変換できるので、「これからの作品作りに生かせます」ということです。もちろん上質のオリジナル作品があってこその話ですが、絵画でAIを活用するとの紹介をしてくれました。
田村画伯は「AIを使う、使わないで作品の仕上がり方が違ってきますから、今の画家はAI受け入れることが良いと思います。全てをAIに任せることは問題がありますが、人間はどうしても自分の経験から発想が一定の範囲内に収まってしまうので、AIに読み込ませることで発想の領域が拡大します。AIを活用するとこれまでの自分の作品と違った作風が描かれるので、作品に生かすことができますし、作品ではなく広報用の絵なら短時間で仕上げることができるので活用すべきです」と話してくれました。
また「ある画家はAIにいくつかの作品を描いてもらい、作品購入希望者に見てもらい、それを土台にして自分で描いている人もいるようです」と話してくれました。
つまり予め氣に入った作品を元に描くことができるので、購入してもらいやすくなったということです。これが時代の進歩ですから、絵画の他の分野でもAIを活用することにより、短期間で成果を得られることになります。新しい技術は受け入れるべきだと思います。


