今年88歳を迎える皆さんのお祝いの会に参加しました。日頃集まっている仲間の数名が今年88歳を迎えることから、いつものメンバーが集まってお祝いしました。
88会の始まりの最初に代表者が挨拶してくれました。
「氣がつけば88歳になっていました。人生はあっという間に過ぎています。戦前生まれの私たちの世代は、誰でも苦労してきたと思います。私の時代は就職難で希望する会社に入ることが難しかったのです。高校では3人のクラスメイトがいつも成績上位だったので、人気のある会社はその3人が決まってしまいました。私は希望する企業があったのですが、その会社とは違うところに就職しました。あの時代は懸命に仕事に打ち込む時代だったので、希望していた会社と違ったけれど自分なりに熱心に働きました。
ところが人生とは不思議なもので、良い会社がいつまでも良い会社だとは限りません。当時、人気のあったそれらの会社は、今は存在していません。私はその会社に勤めていましたが技術を身に付けたお陰で独立して、今でいう起業しました。大変でしたが、会社は時代の波に乗って順調に成長し、現在、子どもが社長を継いでくれています。こうして幸せに暮らせているのも希望する会社に入れなかったので、就職した会社で技術力を蓄えて独立したからです。このように人生は少しのことで変わってしまいます。
思い返してみると、戦後日本はその社会体制を良く思えない時代でした。左翼思想が社会に充満していたので、働きながら矛盾を感じていた若かった私も左翼思想に染まっていきました。しかし職場の先輩が導いてくれたお陰で目が覚めたのです。あの時も左翼運動をしていたら今の自分はいなかったと思います。
働き続けてきて氣がつくと88歳になっていました。振り返るとたくさんの経験をして良い人生だったと思います。こうしてお祝いしてもらえることにも感謝しています」と話してくれました。
続いてお祝いに来てくれた歌手の羅布さんが自分のこれまでの人生を語ってくれた後で数曲演奏をしてくれました。大学に進学するときには親が買ってくれた鞄の話をしてくれました。
「母親が『大学生になったら鞄がいるので』と言って鞄を買ってくれました。私は大学生になるとその鞄を使いました。それほど高価なモノではなかったかも知れませんが、ずっと使っていました。今は古くなった鞄ですが、家にあります」と話してくれました。その後に鞄の歌を演奏してくれたので、みんなはしんみりと聴きました。人にはそれぞれの人生があり、思い出として心に残っていると感じました。普段、話をすることはなくても、こんな機会に思い出として蘇ることがあります。これまでの人生を語れることが、人生の宝物だと思います。挨拶をしてくれた88歳の方は「私は歌こそ人類の最大の発明だと思います。たくさんの発明があるけれど、歌ほど人生に希望や喜びを与えてくれるものはありませんし、元気や勇気を与えてくれるものはありません。歌こそ最大の発明であり、演奏して歌える羅布さんは素晴らしいと思います」と話してくれました。
なるほど、心に栄養を与えてくれる歌は人類最大の発明かも知れません。嬉しい時や頑張っている時、悲しい時に歌は心に寄り添ってくれる存在で、しかも励ましてくれます。そんなものは少ないと思います。
今回「88会」に参加して皆さんの話を聞いて人生を感じることができました。案内を戴き参加して本当に良かったと思います。
- 歯の治療に行ってきました。クリーニングと虫歯の治療した経過の確認をしたところ、順調だということです。
- 県外から和歌山市に来てくれた皆さんと懇談しました。ぶらくり丁の視察をしてもらったところ「飲食店が少ないので人が集まらない。人が歩く場所にするためには、カフェやスイーツ、ハンバーガー店が必要です」とアドバイスをしてくれました。
- 大福会の会合で和歌山県再生の話し合いを行いました。大阪や東京は再開発が進められているので建設の仕事が立て込んでいます。大型案件が多いため、100億円以下の建設工事だったら大手は請けてくれないほど活況です。都会の100億円以下の仕事は和歌山県内の建設会社が進出して請け負っているようです。


