活動報告・レポート
2026年1月16日(金)
和歌山県には大型案件がない

和歌山市内に支店のある建設会社を訪ねて懇談しましたが、この席での主な話です。

全国的に大型物件の計画があり動いています。関西でも大阪はもちろんのこと、京都府、兵庫県そして奈良県でも大型の案件があるので、そちらの仕事を請けています。和歌山支店ですが範囲は和歌山県内だけではなく他府県や東京の仕事も請け負っているので、人が足りないほどです。だいたい3年先まで仕事が決まっているので、新しい仕事を請け負う余裕はありません。

それはこの会社だけではなくて、ゼネコンさんを始め大手建設業であれば同じだと思います。最近の傾向は全国的に大型の物件が多いことです。これまでの規模とは異なり、物件が大型化しているので工事日数も人数の確保も必要なので、仕事の依頼を受けても対応できないのです。

ところが和歌山県内での仕事はありません。先ほど言いましたが、大阪や神戸だけではなくて兵庫県も、そして京都や奈良で建設の仕事があるので、和歌山支店と言いながらそちらの仕事に取り掛かっています。和歌山県内の仕事がないので、正確には大型物件はないということです。和歌山支店だけならすぐにでも仕事を受けられるのですが、支店から他府県に人を派遣しているので、和歌山県内の仕事があっても請けられる余裕はないです。

私が残念に思っているのは、せっかく和歌山支店を開設しているだから県内の仕事をやりたいのですが県内に仕事がないことです。関西の府県では今もこの先も大型案件があり、仕事も人も動いています。関西の中で仕事がないのは和歌山県だけですから、私の会社の関西の支店の中で県内の仕事が少ないのは和歌山支店だけです。先ほど言いましたが、3年先までは仕事が入っているので余裕はありませんが、その先はまだ余裕があります。但し直近の3年間は仕事が詰まっていますが、県外の仕事を請けているため詰まっているのであって、和歌山県内の仕事はほとんどありません。

何とかしないと和歌山県は仕事もない、働く人もいない県になってしまいます。この現実を知事は知っているのでしょうか。ずっと衰退の一途をたどっています。

産経新聞に掲載していましたが、期待しているのは「和歌山IR」です。これが実現できなければ和歌山県の未来はないと思います。和歌山県のためにこれを実現することが県政だと思いますから、何が何でも実現させてください。「和歌山IR」について県知事はどう考えているのか尋ねたいくらいです。県知事が一体、何を迷っているのか全く理解できません。

他に実現できる大型案件があれば別ですが、なければ名乗りを上げるべきです。

という意見です。

和歌山県内の建設の仕事が少ないし大型案件は全くない。関西の府県には大型案件があるので和歌山支店からも、そちらの仕事を請けている現実を聞かせてもらいました。仕事が少ないので事業所が撤退している現実も分かっているのでしょうか。統計で表れている数字と現場の状況は違うのです。現場の実態はこの話の通りです。和歌山支店としての売り上げは立っているけれど、それは県外の仕事を請けているからであって県内の仕事はないのです。小さな建設会社も同じで、県内の仕事がないので大阪や兵庫県の仕事の下請けをしているので売り上げが立っているのであって、県内の仕事があるわけではないのです。これが統計上の数字と現場の乖離です。

しかも現場ではこの先の将来の姿が予想できる話も知ることができます。これは統計の数字では決して表れないものです。和歌山県の近い将来を見通せる話はインパクトが強すぎるので書くことは控えますが、数年前に受注していた仕事がキャンセルされているという現実があります。数年先の仕事が消えたことの影響が表面化する前、つまり今から対応しなければならないということです。この危機感がないこと、氣づいていないこと、または氣づいているけれど動きがないことを憂います。

今動く以外に打開策はありません。この話を聞いて、午後から和歌山県の将来を築くための会議に挑みました。