活動報告・レポート
2026年1月11日(日)
消防出初式
消防出初式
消防出初式

和歌山城ホールで開催された和歌山市消防出初式に参加しました。恒例の式典ですが、今年も趣向を凝らした素晴らしい式に仕上がっていました。消防隊員と消防団の方々が主役ですが、主役らしい技術と心構えを見せてくれました。

中でも消防隊員による「まといの誓い」は感動しました。「まとい」とは聴き慣れない言葉ですが、Wikipediaの解説によると次のような歴史があります。

「江戸の大半を焼失する明暦の大火後の1658年(万治元年)には江戸中定火之番(定火消)が設置され、江戸では町人が住む地域の火災は『いろは』の組に分かれた町火消による消火が行われた。火災時には旗本が火消屋敷に常駐している臥煙と呼ばれる消防員の指揮をとり出動していたが、その際に用いた馬印が、纏の始まりになったといわれている。

火災現場で纏持ちは火事場の風下の屋根の上にあがり、纏を振りたてて消火活動の目印とするとともに仲間たちの士気を鼓舞した。纏持ちの上がった家が焼ければ纏も纏持ちと一緒に燃えてしまうため、『纏を焼くな』とばかり各自が必死に働いたのである」ということです。

火災現場で指揮をした人が持ったのが「まとい」であり、現場の士気を高めるための目印になったものです。今日の「まといの誓い」は、消防隊員の和歌山市を災害から護るための覚悟と心意気を示してくれました。「消防団員として地域の安全を護る活動をしてきましたが、一人でも多くの命を護りたい、救いたいと思い消防署に入り、和歌山市を火災や震災などの災害から護るための訓練を続け任務についている」ことを伝えてくれました。

現場経験を経ての言葉には力があり、感動のスピーチとも言えるものでした。和歌山市の安全を護ってくれていることに感謝するばかりです。

消防出初式

そして消防音楽隊による演奏も感動で「宝島」と「いのちの歌」の二曲を披露してくれました。「宝島」のノリは会場に一体感を持たせてくれましたし、「いのちの歌」は尊い命を護る覚悟を示してくれたもので、消防隊員が災害救助に命を賭けている覚悟を感じ涙さえ出てくるほどでした。消防音楽隊は、音楽を通じて火災や災害から身を護ることを伝える活動をしてくれています。現場の力で安全を護り、消防音楽隊は暮らしの安心を伝えてくれています。音楽の力はここにいる人たちの団結と感動につながり、一緒に和歌山市を安全なまちにしようとの氣持ちにさせてくれるものでした。

そして消防音楽隊の指揮者の姿勢から、今日の式典と会場を盛り上げようとする氣持ちが伝わってきました。このように現場を預かる責任者の姿が感動を呼び、私たちの日常を安心させてくれるものになります。

消防出初式

また和歌山市中消防署に配置されている高度救助隊の日常の訓練や緊急出動時の様子を再現してくれたことも、私たちに安心を感じさせてくれました。火災や交通事故、水難事故などの現場によって消防衣や持ち物が変わり、プロの仕事の凄さを感じさせてくれました。

プロの日常訓練や現場出動までの流れは、普段は見ることができないのですが、現場で行動できるのは、毎日の反復した訓練と準備など難しいことをルーチン化している結果だと分かりました。プロの仕事は当たり前のことを当たり前に取り組むこと。プロに共通している継続性の力を感じることができました。

その他
  • ギターのレッスンを行いました。そこに歌の先生や会社経営者などが新年の挨拶のため訪れてくれたので、皆さんと歌も歌いながらの賑やかで楽しいレッスンとなりました。
  • 和歌山県活性化のための会議を行いました。和歌山県の衰退と再生に向けた要望は年末年始に出会った方々からも聞いていますから、今年は5年先の和歌山県の活性化のための元年になると位置づけています。今、実現に向けて必要な施策を動かさなければ、5年先に突然と実現することはありません。令和8年の行動が令和13年の未来へとつながります。