三人で年末の挨拶を兼ねた懇談会を行いました。話題はAIの進歩、アジア外交、そして国債などでした。
- 国債について
30年国債の金利は3.3パーセントと高くなっているので、余裕があれば将来に備えて国債を購入することが資産形成になります。安全なうえ、年間3.3パーセント利息を受け取れますから運用が可能な利率になっています。
では国債の金利が上昇していることに関してですが、抑制できないのはインフレを懸念しているからです。日銀が0.25パーセント金利を上げますが、それでも円安傾向が収まらないのは、市場は0.5パーセントの利上げを見込んでいたからです。0.25パーセントの利上げではインフレが収まらないことや期待値よりも低かったことから円安が止まっていません。長期金利が3.3パーセントに上昇したことで政府の利息負担が増加しますが、日銀が利上げを見送ってしまうと、今以上にインフレが進むので、金利を抑えることはできません。
そこでやむを得ず、最低限の0.25パーセントの利上げに留めましたがその効果は表れていないようです。その分、金利のある世界になっているので、安全な資産形成の手段として国債購入も選択肢になっています。
- AIについて
AIが進歩していることから仕事のあり方が変わっています。5年以内に事務仕事の約30パーセントは必要なくなり、7年以内にほとんどの事務仕事が必要なくなります。つまり技術職が今以上に重宝されることになり、事務職の失業が増えることになります。予想は外れることがありますが、予想できる未来なので今から防衛する必要があります。若い人は、現場でもエンジニアでも、AIなどどの分野良いので技術を身に付けることや、将来の職業選択を考える必要があります。
- アジア外交について
アジア外交は難しさを増しています。特に近隣の中国と韓国、ロシアとの関係をどう平和的に保つかが課題です。特に核保有国である中国とロシアとの関係を慎重に考えて対応することは重要で、ある一線から踏み込まないことが求められます。こう言うと弱気に思われますが、過去の戦争の歴史から学ぶことは世論に煽られることなく冷静に世界の力関係を見ることです。
今の世界はどこかの国が戦争を仕掛けると、相手国や同盟国から兵器で対抗されるのではなくて経済制裁を科されることになります。経済制裁と天然資源を止められても持ち堪えられる国は良いですが、そうでなければ国内の経済活動がズタズタにされてしまいます。国内の経済活動がズタズタとなれば、直ちに生活に影響があるので持ち堪えられません。軍事力と軍事力の戦いにもなりますが、経済力を削ぎ落されることが国として致命的になります。
ロシアがウクライナに進行した時、西側諸国はロシアに対して経済制裁を行いましたが、当時、私は「ロシアに経済制裁は効かない」と記しました。今もロシアとウクライナの紛争が続いていますが、ロシアが経済制裁で困っていることはありません。国に力があれば戦争が長期化しても持ち堪えられますが、そうでなければ経済制裁が科されると経済がマヒして戦争どころではなくなります。天然資源がない国はエネルギーストップしますし、食料はもちろん、電源がなければ現代の経済のほとんどが止まってしまいます。金融や鉄道を始めあらゆる取引がストップするので、経済活動のストップは国力が削ぎ落されることになります。これでは軍事力で対抗することはできません。これらのことを考えてアジア外交をしなければなりません。
- もう20年以上のおつきあいのTさんは今年2月に心不全で入院していました。手術して回復して元気を取り戻しています。「応援しているのは片桐さんだけです。だから長生きしなければ」と話してくれたので「体の健康が第一です。回復してからと言って無理をしないで、生活はゆったりとしてください」と話しました。来年も元気でいてください。
- Kさんと懇談しました。お孫さんは向陽高校卒業生で、今年1月4日の第75期同窓会で挨拶を交わしました。前回、Kさん宅で会ったのは、高校1年生の時でしたが、今は大学3年生になっています。人が成長する姿は嬉しいことです。
- 来春の雅楽演奏会案内を頂きました。今年は盛大に開催したのですが、来春は例年通りの開催となるようです。もう練習を行っていることを聞き、演奏会に備えることの大変さを感じました。


