なみはやサッカーグラウンドなどで開催された「ELEN CUP 2025」サッカー大会の応援に行ってきました。この大会は小学校5年生が対象のサッカー大会で、全国から集まったクラブチームと、モンテネグロおよび韓国からの選抜チームも来日、参加した豪華な大会でした。三日間の大会は本日が最終日で、決勝戦までの試合が行われました。まずブロックで試合を行い、各ブロックの成績上位チームが決勝トーナメントに出場する方式で、今日のトーナメントは応援席も賑わい盛り上がりを見せました。
決勝はモンテネグロ選抜チームと地元の泉佐野チームが勝ち進み、結果として4対0でモンテネグロ選抜チームが優勝しました。同チームのPEDJIAヘッドコーチを紹介してもらって長い時間話をしました。同国はサッカーとバスケットが人気でプロリーグもあります。人口は約61万人ですが、プロサッカーチームは20チームもあるほど人気のあるスポーツです。同国で子どもがサッカーをすると優位なところがあります。競技人口が少ないため比較的プロ選手になれる確率が高いこと。ヨーロッパに近いのでスカウトが数多く視察に訪れるので、成績を残すとイギリスやスペインリーグから誘われる機会が多いことです。
同国の主な産業は観光ぐらいで、一般的な月収は約8万円から約10万円なので、プロサッカー選手になることを目指す子どもが多いのです。
但し日本人が暮らしているのは約20人なので、日本から遠い国の一つだと言えそうです。
ヘッドコーチの話は世界を知るために大切なことを教えてくれたように思います。
- 日本は世界一平和で安全な国です。しかもインフラ整備が行き届いているので、これ以上整備するところがないほどです。外国から見ると「インフラ整備はもう必要ないでしょう」というレベルです。こんなめぐまれた環境で生活していることに満足しないといけません。
- 日本の食事は世界一のレベルで、しかも多くの種類があります。これだけおいしくてどの国の料理でも提供されている国はありません。そして日本の調味料は最高です。
- 子ども達にスポーツができる環境があり、将来の選択肢もたくさんあります。外国では経済格差や生活環境によって選択肢は限られることがありますから、外国人からすると羨ましいことです。
- 日本は来年度の国家予算枠組みが約122兆円もある国です。これだけお金が使える国は少ないと思います。既にインフラも整備されていますし、教育や生活環境にも恵まれています。予算は少子化対策だけに絞っても良いぐらいに思います。国力を高めるには人口を増やすことに傾注したらよいと思います。日本は世界から憧れられる国なので自信を持つべきです。
- しかし日本の物価は安いですね。円安の影響があるのでしょうが、日本のものは安く感じます。
- 日本人はとても勤勉で真面目なのはサッカーのプレイスタイルを見ると分かります。外国チームの選手は何を考えているのか分かりません。良い意味で発想が自由なので攻め方が日本チームは分からないと思います。反対に日本チームは真面目なのでディフェンスは強固ですが、攻撃は相手チームに読まれやすいです。外国チームが日本人をチームに欲しいと思うのは、真面目なのでチームがまとまりやすいこともあります。
- 来年はワールドカップが開催されますが、日本は世界のベスト4、悪くてもベスト8に入る実力があります。課題は攻撃力だと思います。前半はディフェンスでしのぎ後半は攻撃に転じるとヨーロッパチームを相手にしても、先のブラジル戦のように勝てると思います。
- 私は18歳の時に徴兵されました。今はありませんが当時は1年間の徴兵制があったのです。徴兵制は良いとは言いませんが、自国を護ることを意識することや精神力を鍛えることができます。シューティングの練習など行いますが、技術は3カ月程度で身に付けることができます。だから残りの期間は負傷者を看護することや救助訓練など、仲間の命を護り助けることや、災害救助訓練に充てることができます。災害から国土を護る訓練にもなるので、な必ずしも戦争のためだけとは言えないのです。
以上のような話をしてくれました。日本は世界で最も安全な国でインフラが整った国なのです。紛争が続いた国からすると天国のような国なのです。
また2023年に首相に就任したミロイコ・スパイッチ首相は、留学生として日本の埼玉大学を卒業と聴きました。そのため日本語が話せるようです。そして国土面積は福島県と同程度の小さな国だそうです。
そして宗教は74パーセントが正教会であり17パーセントがイスラム教だそうです。その他はカトリックという構成です。
この試合を観戦する合間に選抜チームのヘッドコーチと話す時間をいただきました。プロチームのことやモンテネグロを知る楽しい時間となりました。試合後「是非、モンテネグロに来てください」と案内をいただきました。今回のご縁に感謝しています。
インドのチャコさん達が和歌山市に来てくれました。年末の挨拶を兼ねてお互いの近況報告を行いました。白浜町など紀南は観光名所が多いので「見所を発信すればもっとインバウンド観光客は増えます」と話をしてくれました。まだまだ和歌山県の存在は世界に知られていないので観光産業は有望だということです。但し熊野白浜リゾート空港の活用やインバウンド向けのホテルなどの宿泊施設の充実、そして外国語ができる人材を招くことが必要だということです。
全ての問題と共通していることですが、そのためにはお金をかけることです。お金をかけないで地域振興もインバウンドの誘客もあり得ません。企業誘致もプロスポーツ振興もお金が必要ですから、必要な支出を惜しむようではこの先も和歌山県の経済再生は難しいことになります。
仮に支出していると思っていても、他の地方自治体は観光にも企業誘致にも、そしてスポーツ振興にも、もっとお金を支出しているということです。小さな投資からは小さな成果が生まれますが、大きな投資からは大きな成果が生まれます。和歌山県もそれなりの予算を組んでいますが、財政規模の問題もあり、一つの施策にだけ大きな予算はかけられていません。
伸ばすべき施策に特化させることが必要だと思います。


