活動報告・レポート
2025年12月27日(土)
ストック効果とフロー効果
ストック効果とフロー効果

ストック効果とは、整備された社会資本が機能することで中長期的に得られる効果のことであり、フロー効果とは、公共投資の事業自体によって短期的に経済活動が拡大する効果のことです。インフラのストック効果とは、安全・安心、生活の質の向上、生産性向上といった多岐にわたる効果を含みます。

  1. インフラのストック効果について
    ストック効果とは、道路や空港、上下水道などの社会資本が整備され、それが機能することで、整備直後から継続的に中長期にわたって得られる経済効果や社会効果を指します。
  2. 具体的な効果について
    • 安全・安心効果 耐震性の向上や水害リスクの低減など。
    • 生活の質の向上効果 生活環境の改善やアメニティの向上など。
    • 生産性向上効果 移動時間の短縮、輸送費の低下、貨物取扱量の増加など。
  3. フロー効果について
    フロー効果とは、公共投資の事業自体によって、生産、雇用、消費といった経済活動が派生的に創出され、短期的に経済全体を拡大させる効果です。
  4. 具体的な効果
    • 建設業を中心とした生産活動の活発化。
    • 新たな雇用の創出。
    • 所得増加による消費の拡大。
  5. ストック効果とフロー効果の違いについて
    フロー効果は公共投資の事業実施に伴う一時的な経済効果であるのに対し、ストック効果は整備された社会資本が機能することで長期的に持続する効果のことです。社会資本整備の本来の目的は、ストック効果を最大限に発揮することにあります。

つまり国が行うインフラ整備は主なストック効果を目指したものですが、地方都市が行うインフラ整備では、地域の雇用創出や所得と消費を増やすことも目的となるので、ストック効果と共にフロー効果を狙う必要があります。県民所得を向上させ経済効果をもたらすことが地方における公共事業の目的になります。

国や地方自治体の役割は、インフラ整備、つまり社会資本整備と、経済効果の両方のバランスをとる必要があるのです。地方都市で働く場所がなければ人口は減少しますし、過疎化が進みます。つまり地方都市を維持するには、産業を誘致するか創り出すことによって雇用を増やすこと以外にありません。働く場所がなければ地元に残りたいと思っている学生であっても、卒業後は県外に行くことは当たり前のことですから、産業を誘致することが地方自治体にとって最大の課題であり、今すぐに取り組むべきことです。

ですから現在、和歌山県が取り組むべきことは、産業を創り出すこと、産業を誘致することが最大の施策となります。これを放棄することはあり得ないことです。

和歌山市内の観光

観光関係者との懇談会の席で、今年一年で案内した和歌山市内の観光実績について報告しました。今年も外国からのお客さんをお迎えして、和歌山城と紀三井寺などを案内しました。和歌山城は例年と変わりありませんが、紀三井寺は手水舎の天井画や境内から上に上がる鳥居の存在を知り、案内する見所が増えました。紀三井寺境内から和歌の浦を眺める眺望は美しく、案内した外国人は感動して写真を撮ってくれます。名草山からも眺められる眺望ですが、長い階段を登って眺める紀三井寺からの眺望も格別です。

紀三井寺にはケーブルカーとエレベーターが設置されているので、階段を登らなくても境内に到達しますが、やはり階段を登る方が境内からの眺めに感動します。

また不思議なことに今年後半はロシアから訪れている観光客が増えていると聴きました。どこを観光しているのか分かりませんが、関西空港から和歌山市内に来てくれているようです。和歌山市は香港、台湾そして中国からの観光客が多いのですが、中国からの観光客が減少しているのでロシア人観光客が目立っているのかも知れません。年末にインバウンド観光客が来県してくれていることを有難く思っています。

講演会企画会議

来春に計画している台湾台東縣の陳さんの講演会の企画会議を行いました。和歌山県の名産品をPRすることは決定していますが、ご縁をいただいた高岡市の物産も紹介しようと話し合いました。

懇談