活動報告・レポート
2025年11月23日(日)
玉木代表の話
玉木代表の話
国民民主党 玉木代表 演説と講演

国民民主党の玉木代表が和歌山市に来ることの案内をいただき演説と講演を聞かせてもらいました。わが国の課題と解決のための道筋を分かりやすく説明してくれました。動画の説明と同じようにとても分かりやすい話でした。この中でエネルギーの自給率と国益の流失について私見を交えて以下に記載します。

エネルギー政策は国にとっての基本となる政策です。2019年度のわが国のエネルギー自給率はわずか12.1パーセントなので極めて脆弱です。アメリカやカナダのエネルギー自給率は100パーセントを超えているので国力も産業も安定していますし、余った電力は輸出できるので外貨獲得にもつながっています。

日本のエネルギーは中東などの産油国に依存しているので、エネルギーは脆弱であるばかりか国益を失っています。産油国などへの支払いは年間で約30兆円もあり、GDP約600兆円の国としての支払い比率は異常に高いことが課題です。仮に、エネルギー自給率が100パーセントを超えているなら、約30兆円は国内の投資や消費に回せますから、化石燃料の輸入に頼ることは大きな国益の損失ですから改善が必要です。

つまり自前のエネルギーを作り出す必要がありますが、現在のところ、自国のエネルギーは水力と再生可能エネルギー、そして原子力発電、これ以外にありません。マスコミなどのエネルギー論争で原子力か再生可能エネルギーかの選択などのテーマで議論されることがありますが、極めて不毛の論議です。何故なら自前のエネルギーは先に述べた三電源だけなので、両方とも必要で開発すべきというのが答えです。国産のエネルギー、そして脱炭素が求められている中でのエネルギーは他に代替できるものではなく、再生可能エネルギーも進めるし、原子力も進めること以外に正解はありません。

ここ数年で社会の電力シフトが進んでいますし、AI時代のデータセンターや電気自動車の普及拡大に伴って、電力は今の数倍が必要になると予測されています。現時点において大型電源は原子力発電以外に選択肢はありませんから、AIやデータセンターの活用を図るためには大規模電源が必要となることは疑う余地はありません。

AIは使いたいし、デジタル機器を利用するためのデータセンター建設の必要性も分かっているけれど「電源確保までは知らない」とは言えません。国は今後のデジタル社会に対応した責任あるエネルギー供給体制を整える必要があります。

参考までに近年、原子力発電を新規建設した大半は中国とロシアですから、如何に電力を安定的に確保することが国力の維持につながるのかを知っているかがうかがえます。私たちは国力を維持するための政策の背景を知る必要があります。食料自給率が低い、エネルギー自給率も低い日本が世界市場で戦うためには、この両方を安定させる必要があります。

快適な社会の実現とデジタル社会への対応、脱炭素社会に必要なものはエネルギー自給率を高めることです。自国で賄えるだけのエネルギー量を確保することが国力維持であり、これはわが国の安全と防衛、経済活動のための基本となるものです。基本政策を認識しておくことが、あらゆる政策を考える上での前提となります。

参考までに国益の流失は化石燃料の購入だけではありません。デジタルツールの利用の都度、グーグルなどに課金されていますが、それが年間7兆円から8兆円の支払いになっていますし、コロナ禍での医薬品購入費用が年間5兆円から6兆円を外国の製薬会社に支払っています。

外国へのエネルギー依存度の高さやデジタル社会の潮流に乗り遅れた結果、国益が失われている現実からの脱却を考える必要があります。

エネルギー問題だけでも、基本となる考え方を整理することができました。

池内さんの話

講演会場となったホテルグランヴィア和歌山で懐かしい方にお会いしました。和歌山シャンソン協会の会議やコンサートの時にお世話になった従業員の方です。和歌山シャンソン協会の代表だった池内さんがつないでくれたご縁ですが、この方に久しぶりに会えた理由が分かりました。

「実は脳梗塞を三回やりまして入院と手術を繰り返していたのです。発見が早かったので回復していますが、そのうち一回は小脳の脳梗塞だったので、今も平衡感覚が治らないので歩く時が不安定なのです。お陰さまで雇ってもらっていますが、フロントに配置転換してもらっています」という話でした。

「そんなことがあったのですか。今は大丈夫ですか。ストレスをかけては絶対にダメですよ。お体を大事にしてください」と伝えました。

その方は「片桐さん、やはり人の心配ばかりをしてくれて、あの頃と全然変わっていないですね。池内さんはお亡くなりになる直前まで『片桐さんには本当にお世話になりました』と言ってくれていましたよ。私は池内さんから何度も何度も聴きました。池内さんが毎度のように片桐さんのことを話してくれるので、片桐さんはよほど池内さんを大切にしていたのだろうと思っていました。池内さんは躊躇うことなく、会う度に片桐さんの名前を私に伝えてくれたのは、心から感謝していたからだと思います。今日会って、片桐さんが若い頃と姿も体型も、表情と話す言葉から心も全く変わっていないことが分かり、池内さんが片桐さんのことを氣に入っていたことや『素晴らしい人です』と称えていた理由が分かりました。
私が声をかけた時も、忙しい中なのに嫌な顔一つしないで話を聴いてくれていることも有難いことです」と話してくれました。

この会話、とても幸せな時間を過ごすことができました。嬉しい言葉の数々、こちらこそ感謝いたします。