活動報告・レポート
2025年10月12日(日)
わかやま商工まつり
わかやま商工まつり
わかやま商工まつり

朝から雨天でしたが「わかやま商工まつり」に参加しました。訪問先は防災用品研究所と一番奥のカフェなどです。防災用品研究所では「女性が選ぶ防災用品」がセレクトされ、問題視されている避難所生活の快適性と安全性などを訴えてくれました。

更に「今の保存食は保存しておくことが目的ではなく、日常の食生活でも十分美味しく食べられるので、自宅に備えておいてもらって普段から食べてもらうと味も分かりますし、買い替えること、つまりプッシュ式で保存期限を延ばすことができるので活用してください」と説明がありました。

今の保存食パックは温める必要もなく、水も必要ありません。試食のため、そのまま封を切るといきなり食べられますし味も良いのです。かつての保存食のイメージはなくなり、普通に食べられます。保存食を購入して保存しておくと、非常時だけではなく食べ物がない時でも食べられるので、常備しておくことで非常時の対応につながります。

わかやま商工まつり

毎年のように新しい防災用品が登場しているので、防災用品研究所では毎年「わかやま商工まつり」に出展しています。防災意識の高まりがあるためか、説明を聴くために訪れる人も多く、隣に石川県商工会議所会員の皆さんの出展ブースがあり、和歌山県と石川県とのつながりを感じました。

また同研究所では、今年も「防災川柳」の募集を開始しています。ブース前でチラシを配布して防災意識を高める取り組みをしていました。

ライブハウス

久しぶりに知人が経営するライブハウスを訪れました。「コロナ禍以降、予約のある時だけオープンするようにしています」と言うように、普段活用していないのは残念ですが、音楽好きの人が集まる場所として活用しているようです。

ピアノの山本先生も来てくれたので、オーナーの歌を聴かせてもらいながら暫く滞在しました。オーナーは「歌は上手なことが大事ではありません。聞いてくれる人に感動を与えられることが大事なことですから、歌に上手下手は関係ありません。点数を取ることが歌ではなくて感動こそ歌です」と話してくれたように、全く歌い方が違ってプロのような歌い方です。それはライブハウスで歌っていることもありますが、若い頃はあちらこちらのステージで歌ってきた経験が生きています。

オーナーの息子さんは日本武道館を満員にしたグループの一員ですし、娘さんは有名なDJの音楽一家です。ピアノの先生の山本さんは「歌うというよりも語っていますね。この歌い方ができる人は和歌山県には中々いません。そして『さしすせそ』の音がはっきりと刻まれていますが、私が会った中でこの歌い方もできる人はいませんでした。歌は感動ですからそれができていると思います」と解説してくれました。

山本先生は生徒に音楽のレッスンをしていますし、ピアノで演奏できるのは1,000曲以上です。多くのライブで演奏していますが、ジャンルはポップスからジャズ、シャンソンや演歌も演奏しています。多くの人の歌を聴いている先生が「この歌い方ができるのは和歌山県で一人だけですね」と言うほど感動させてくれました。

オーナーは「思い切って音程を外すことも大事なことです。歌は点数を取ることが目的ではなく、会場で聴いてもらう人に感動してもらうことです。歌手本人でない限り、旋律通り歌って感動を与えることはできません。自分の経験から自分が感動した歌を歌うことが人生を表現できます」と話してくれました。

歌うよりも語ることが大事。それは人生を語ることに似ています。歌の中に物語を見ることができれば感動を与えられるということです。ライブハウスで良い時間を過ごすことができたことに感謝しています。