活動報告・レポート
2025年10月9日(木)
令和会
令和会

毎月、開催している勉強会「令和会」に出席しました。今回、マンションで発生している問題点やアメリカ空軍音楽隊の演奏会、和歌山県総合計画へのパブリックコメントなどがテーマになりました。

この中で和歌山県総合計画を読んでの意見、感想を記します。

  1. 知事の記者会見からパブリックコメントを令和7年10月末まで募集しているとの話だったので読みましたが、和歌山県に期待できる内容ではないですね。パブリックコメントに書くこともない内容です。和歌山県の将来を見据えた計画の割にはバラ色の未来を感じさせる内容が欲しいのですが、総花的で特徴的なものがなかったのでがっかりしました。
  2. 和歌山県が何をしようとしているのか分からない内容です。ページ数がありますが、県がどうしたいのか全く伝わってきません。和歌山県を他の県名に変えても分からないと思う内容です。
  3. 和歌山県は左官屋さんが壁を塗っているようなもので、建設屋ではないので建て替えができないレベルなのかなと思ってしまいました。軽微なリフォームはできるけれども、一軒家を立てるレベルではないように感じます。和歌山県は危機的状況なので壁の塗り替えで再生できる状態ではありません。和歌山県は安閑としていませんかね。今の和歌山県はリフォームではなくて建て替えが必要なレベルにあります。
  4. きれいな水が溜まったままにしておくと濁ってきますし、やがて下水へと流れていきます。
    下水に流れ込むときれいにすることは難しくなります。和歌山県はそんな状態にあるように思います。果たしてこの和歌山県総合計画で澱んだ水をきれいにできるのでしょうか。そう思えない内容です。
  5. 読んで「これは面白い」「やって欲しい」と思う政策はないですね。県民に「おっと」と思わせる内容がないと未来も厳しいですね。日本は県の単位が細かすぎるので、荒療治ですが県と県の合併を進めるか道州制にして権限を身近なところに持ってくるかをしなければ、このままでは和歌山県は衰退するばかりです。予算がなければ衰退する他ないですから予算を増やすための事業計画に仕上げるか、民間投資を受け入れるかをしなければ未来は描けないですね。
  6. 組織における権力とは人事権とお金です。権力者がそれを握っているので、組織内から反対の声が上がらないのです。だから組織は腐敗していきますから、古い体質の地方自治体はこれを握ったままなので発展しないのです。県組織から改革ができなければ、県議会が意見を言う必要がありますから、県議会から知事に意見を言うべきです。地方議会は与党体制でもたれ合いになってはいけません。
  7. 「和歌山IR」は記されていますか。これを進めて誘致しなければ和歌山県に未来はありません。知事はどんな考えを持っているのですか。推進しなければ和歌山県は終わってしまいますよ。観光庁が都道府県に対して意向調査を行うと報道されているので、知事には絶対に「推進すべき」で、これ以外の答えはありません。
  8. 知事に推進の意見提起を行うべきです。一体誰が言えば知事は真剣に「推進する」と受け取るのですか。判断するために必要なことは何なのでしょうか。こんな機会が巡っているのに意思表示をしない理由が分かりません。知事が反対すれば県民に説明できるのでしょうか。経済界も和歌山県の未来も大変なことになりますよ。
「和歌山に生きる光 〜音詣 徳川頼宣公を偲んで〜」
和歌山に生きる光 〜音詣 徳川頼宣公を偲んで〜

和歌山城天守閣で開催した「和歌山に生きる光 〜音詣 徳川頼宣公を偲んで〜」に参加しました。主催は福勝寺で、和歌山市の礎を築いた徳川頼宣公を偲び、和歌山城で開催したものです。天守閣でのイベントは歩いて上るため機材運びや準備が大変でしたが、夜間の天守閣の美しさを感じました。

出演は神谷さん、羅布さん、夕海さん、ハニーゴールド他の皆さんで、歌と演武で天守閣を背景に和歌山市の元気を呼び寄せてくれたように感じました。

私も天守閣への入場行進を共にして、開会式で挨拶をさせていただきました。秋の夜空に演奏と歌声が響きました。

和歌山に生きる光 〜音詣 徳川頼宣公を偲んで〜 和歌山に生きる光 〜音詣 徳川頼宣公を偲んで〜