活動報告・レポート
2025年9月29日(月)
大阪・関西万博ツアー
大阪・関西万博ツアー

「桐和歌会」主催で「大阪・関西万博」ツアーを行いました。午前9時30分に和歌山市内を出発し、午前11時30分に会場に入りました。バス車中で「万博」に関する説明と行程の案内を行っておきました。この時期の会場内は大勢の来場が予想できるので、少し離れると、何処にいるのか分からなくなってしまうからです。できるだけ集団行動をする予定でしたが、結果として安全に行動できて万博を楽しむことができました。

予定していたのは関西パビリオン「和歌山ゾーン」で、今日の展示は南方熊楠でした。9月に結婚式と着物ファッションショーを行った会場に入り、「ここでイベントを行った」と少しだけ懐かしさを感じたのは、汗をかきながら演技をした暑い夏から、一気に涼しくなった季節に変化していたからかも知れません。特に夏から秋に変わる季節は、爽やかですが寂しさを感じます。

続いて電力館は「可能性のタマゴたち」がテーマで、エネルギーについて楽しく学ぶことができます。現代社会で不可欠なエネルギーは、人がつくり出しているもので有限だと分かってくれたようです。

大阪・関西万博ツアー

万博に人を呼び込む力があるのは、日本を代表する企業や国が出資と人を派遣しているからだと思います。出資と人を出すことは本気の証拠であり、国や社名を背負っているのだから、変なものは出展できないのです。わが国を代表する企業や国が資金と人材を出しているのですから、良質のものや先端技術を紹介しているのは間違いなく、それを見るお客さんは感動しますし、少し先の未来を見ることができるので納得します。人に話をしたくなるのは感動した話や、まだ人が知らない技術や知識を得たときです。万博はそれらの要素を備えているので人を惹きつけるのだと思います。

今日のツアーでは感動した話や「凄い」と思った話を聴かせてもらったので、万博の力を感じることができました。

大阪・関西万博ツアー

さて大屋根リングに上って歩きましたが、ここから会場を眺めると全体を鳥瞰できますし、高いところなので氣持ちがよくなります。本日は涼しくなっていたので、屋根を歩いても暑くはなくて快適でした。5月に大屋根リングを歩いた時とは全く違っていました。

まだ万博に行っていない時、「大屋根リングは一見の価値がありますよ」と聴いていましたが、訪れてみると迫力と安定感があり万博のシンボルであることが分かります。

ただ2kmを歩くだけですが、市内を歩く2kmと違って疲れがなく、楽しくウォークすることができます。これは外国の街を歩いている時に感じる感覚で、大屋根リングは外国の街を歩いているような氣分になれると思います。非日常を体験できるウォーキングコースのような存在のようです。現在のところ、閉幕後は大屋根リングを一部残すという判断は理解できるものです。

大阪・関西万博ツアー

さて今回は午後6時に会場を出発して会場に別れを告げましたが、今回が最終の万博訪問になると思います。今回、何を得られたのか分かりませんが、2025年に「大阪・関西万博が開催され、会場に行った」と話せることだけでも良いと思います。体験することで新しい力は宿りますから、万博体験もその一つになると思います。

そして、仲間と一緒に万博に行ったことが楽しいのであって、一人で行ったとしたら、今日の楽しさは感じられなかったと思います。「桐和歌会」で万博に行けたことが成果であって、楽しさを共有できたことで今後の話のネタになります。何となくですが、それも嬉しいことです。

本日、参加してくれた皆さんに感謝申し上げます。ご一緒できたことで楽しい万博になりましたし、次回会った時に話せる思い出になったと思います。ありがとうございます。