和歌山文化協会茶道部役員会に出席しました。今回は令和7年10月4月に開催を予定している「観月茶会」と令和8年4月の家元を訪問する行事計画の打ち合わせが中心となりました。早いもので今週から下期に入るので、事業計画も10月以降の協議に入っています。会員全員が、より楽しくて懇親が図れる茶道部にしたいと思っているので、役割分担をしながら行事の準備と運営をしているところです。
加えて茶道部の年末と新年の行事についても話し合いました。

「ぶらくり子ども食堂」の開催日のため行ったところ、たくさんの方と子ども達で賑わっていました。知人もいたので子ども食堂の運営や食材の調達などの話をしていたのですが、運営者が「あちらに来ている皆さんを紹介したいと思います」と声を掛けてくれたので、三人の方と話を交わしました。
和歌山県の障がい者対策について意見をいただきました。
-
和歌山城で開催された障がい者イベントに参加してきました。もっと障がい者の皆さんと触れ合える、知り合える機会を持って欲しいと思います。私は九州から和歌山県に来ているので、和歌山県に知り合いが少ないのです。今日、SNSを通じて知り合った障がいのある方々とここに来ていますが、知り合う機会が少ないので寂しく思っています。
和歌山県や和歌山市はもっと障がい者施策を打ち出して欲しいと思います。私たちはもっとまちに出たいと思っていますし、行動したいと思っていますが、全体的に理解してくれる人が少ないように感じるので、まずは障がいのある方と知り合いたいのです。
障がい者の交流団体の存在は知りましたが、働いても収入が低く、また障がい者年金で生活をしている人もいるため、団体に加入すると年会費がいるので支払いできません。行政が主導で無料の交流の機会を持って下さい。
-
障がい者と健常者との交流機会が少ないと思います。健常者の中には障がい者との接点がないので怖がっている人や、避けようとしている人がいるように感じます。私たちと会う機会が少ないことが原因だと思います。日常生活の中で関わり合いがあると状況は違ってくると思うので、接点を持てるように行政と協議をしてください。
-
学童保育についての意見です。私は昨年、阪南市の小学校で学童保育の仕事をしていました。今年の下期からは泉南市の小学校の学童保育で働く予定で、小学校の見学に行ってきました。本来であれば居住地である和歌山市内の小学校で仕事がしたいのですが、雇用がないようなので泉南市に通う予定です。
教員免許を保有していますし、和歌山市で学童保育の認定資格も習得しているのですが、和歌山市内での仕事がないのです。地元にお役に立ちたいと思っていますし、泉南市に行くと交通費が嵩むので、その分を差し引くと手取り額が減ってしまいます。できたら和歌山市か海南市の学童保育で働きたいのですが、採用は男性が少なくて女性が多いようです。女性の職場なのは分かりますが、男性も学童保育で働きたいと希望する人がいると思うので考え直して欲しいと思います。
以上三点、障がい者同士の交流機会と健常者との交わる機会、そして男性でも学童保育で働きたい意向があることの意見をいただきました。全般的な意見としては、和歌山県は他県と比較して障がい者の声を聴く機会が少ないこと、障がい者施策が遅れているのではという意見です。身体に障がいのある方がお一人、知的障がいのお二人からの意見です。和歌山市で生活をしていると、寂しい思いをしているということです。