活動報告・レポート
2025年7月19日(土)
クラス会

高校時代の3年F組のクラス会を開催しました。担任の岡崎先生も参加してくれての懇親会で驚いたことがあります。K君が卒業アルバムを持ってきてくれたのですが、年度は1980年になっていたので、実にあれから45年後ということです。あれから45年も経過していることに驚きますし、こうして集まれていることに感謝しています。アルバムを見て、副担任の城先生は英語、須崎先生は古典だったことを思い出しました。見事に習ったことは忘れていますが、授業中のくだらない会話は憶えているので不思議です。

さて岡崎先生の挨拶です。

クラス会

「今年も開催してくれてありがとう。一昨年だったかな。テレビ和歌山に出演しました。直系の岡崎邦輔の話をして欲しいと依頼があり、三木町にある岡崎邦輔の銅像のある場所に行き語ってきました。彼は陸奥宗光の後を受けて国会議員になり、10期連続して務めます。

地元にとっての功績は紀勢本線の線路を敷いたことです。今のきのくに線ですが、この時に敷いた線路を電車が走っています。当時の国会で『紀伊半島に鉄道が必要』の話ばかりするので『猿でも乗せて走るのか』と言われながらも、必要性を何回も主張したそうです。

引退後は京阪鉄道の社長に就任して京阪神と地元鉄道の振興に努めています。収録でたくさん話しましたがオンエアされたのは5分ぐらいで、現場で話したことの10分の1ぐらいでした。

さて私が担任をした中で自慢をしている人が三人います。一人は笠田高校の平野議員です。彼はパナソニックから国会議員になりました。もう一人が向陽高校の片桐君で和歌山県議会議員をしています。また次のステップに進んで欲しいと思っています。

そして三人目が和歌山工業高校の教え子が有田市で教育長をしています。彼もとても優秀で有田市の教育長を二期務めてくれました。お陰様で教え子に恵まれて、彼らの活躍を楽しみにしています。今日楽しみにしてきました」と話してくれました。

岡崎邦輔さんの話の番組収録の時、私も撮影現場にいました。30分以上、インタビューを受けていましたが、放映されたのは5分程度でした。番組とは編集されるので、そんなものだと思いますが、記念になりました。その時に岡崎邦輔の話をしていたので、その功績を覚えていますが、国会での議論を繰り返した結果、紀勢本線が走ることになったので、反対されても同僚議員から馬鹿にされても、やり続けることが物事の実現の必要なことだと感じました。

そして岡崎先生から「郷土の偉人、陸奥宗光の銅像が岡公園にありますが、全く目立たない場所にあります。どうしてそこに建てたのか分かりませんが、私の希望しとしては市役所前かJR和歌山駅前に移転させて欲しいと思います。郷土の偉人を敬う氣持ちがあれば移転すべきだ思いますので、取り組んでください」と依頼を受けました。

岡崎先生の言う通りで、故郷の偉人で日本史に名を遺す陸奥宗光外務大臣の銅像が目立たない場所にあることは残念なことです。できることなら、JR和歌山駅舎の建て替えが進められているので、駅前に移転させたいと思います。JR高知前には高知県の三大偉人の銅像が建立されていて、鉄道を利用した人が立ち寄る観光名所になっています。

和歌山市を鉄道で訪れた観光客が直ぐに眺められる場所への移転は良いアイデアです。帰りに先生を自宅に送っていく際にも「陸奥宗光の銅像の移転を頼んでおく」と依頼を受けました。故郷の偉人の功績を称えるために取り組む価値はあると思うので、行動したいと考えます。

今年も元気にクラス会を開催することができました。先生から「昼間の時間での開催」とリクエストがありましたが、今回、実現できました。来年も全員が元気な姿で集まれることを願っています。