東京から友人たちが和歌山市に来てくれました。「和歌山県大丈夫ですか」と心配してくれてのことです。参議院選挙の最中ですが「和歌山県選挙区は他と比較してとても変わっていますね。いつもこんな選挙戦なのですか」と質問がありました。
私は「いつもはこんなことはないですよ。今回は特別激しくて変です」と答えました。
彼らは「そうでしょうね。これだけ批判や悪口の飛び交う選挙は考えられないですよね。東京でも評判になっていますから心配して来ました。昭和の時代の選挙は知りませんが、和歌山県は時代が止まっているように感じます。たくさんあり過ぎて何を伝えたら良いのか分かりませんが、暴露合戦はいただけないですよ。こんな誹謗中傷を続けていたら、選挙が終わればノーサイドにならないでしこりが残るのではないですか。それだと政治が機能しないので和歌山県民が損をすることになりますよ。
私の友人が都内で働いていますが、彼は『和歌山県には戻りたくないですね』と話しています。その理由は『閉鎖的で人に対しての悪口や批判が多いから』だと話しています。私には和歌山の県民性は分かりませんが、この選挙戦の報道やSNSを見る限り、レベルの高い選挙戦だとは言えませんね。
相手への口撃が激しすぎて『和歌山県は大丈夫か』と心配されています。攻撃は攻撃で口撃ではないですから。
高校野球の県予選が始まっていますが、候補者陣営は高校野球を見習ったらどうですか。
スポーツは感動を与えてくれますが、選挙も感動を与えられるものにしてはどうですか。この選挙戦だと感動ではなくしこりが残るだけですよ。
信じられないことが続いていますが、私たちは複数の町長の話にも驚いています。『こんなことを言われた』と公表していますが、二人の間の会話を公表するようでは信頼関係がなくなりますよね。自分にとって都合のよくないことを公表するような町長には、何も相談できなくなります。都合の悪いことを言われたとしたら、自分と町の立場をその場で主張すべきであって、他の対抗手段も考えられるはずです。この選挙の候補者と関係性の少ないことを取り上げるのは良く分からないですね。
とにかく正々堂々と戦うことが選挙であって、喧嘩をしているのではありませんから。和歌山県は全国の注目区になっているので、今からでも良いので良い戦いをして欲しいですね。私たちまで、片桐さんが巻き込まれていないか心配になっています。
しこりが残れば県政で決めなければならないことや、判断しなければならないことが感情で決められてしまいます。背景にいる誰かの指示や、選挙結果の感情で県政を決めないで欲しいと思います。こんな選挙を行っている和歌山県の体質も心配しています。
選挙戦の陣営には、足の引っ張り合いが和歌山県の発展を阻害していることに氣づいて欲しいと思います。せっかく片桐さんがいる和歌山県ですから、和歌山県のことを笑われて欲しくないのです。恵まれた自然と世界遺産がある和歌山県なのに、このような評判はもったいないですよ」。
以上の内容の話を伝えてくれました。選挙戦も終盤です。大切な話を届けてくれたことに感謝しています。
夏の甲子園大会の和歌山県予選が始まっています。本日は第二試合で母校である向陽高校が初芝橋本高校との一回戦が予定されていました。ところが試合開始の時刻に雨が降り始めて試合開始前に中断となりました。午前11時30分の試合開始でしたが、午後1時に試合が中止となりました。選手と応援の生徒は球場の三塁側で待機していましたが「試合が中止になり残念、しかし明日に向かう」姿勢を見せてくれました。
やはり清々しい高校野球は良いものだと思いました。選手と応援団の生徒の皆さんには、日頃の練習の成果を発揮して明日の試合に挑んでください。3年生にとっては最後の夏ですから、悔いなき夏を戦って下さい。応援しています。

