今回が16回目となる「菜の花の集い 感謝の会」に参加しました。午前10時から始まったイベントは開会時には会場が満員となっていました。約200人は参加していたと思いますが、出演者は日頃からの歌の練習の成果を発表する機会となりました。
今回も開会に際して挨拶をさせていただきました。

おはようございます。「菜の花の集い 感謝の会」のご盛会をお祝いいたします。早いものでもう16回目になるのですね。何事も続けることは大変なことですから、16年もこの歌のイベントを継続してきたことは凄いことだと思います。改めて主催されている皆さんにお礼申し上げます。
私もプログラムの後半で歌わせていただくことになっていますが、時間は午後4時ごろだと聞いています。本日のこのイベントは長丁場になりますが、一緒に楽しみにしたいと思います。
さて今回は趣向を凝らせて、歌と共に血管の年齢を測定する健康活動とデザイン書の体験を行うことになっています。私も待っている時間に血管年齢を測定したのですが、実年齢よりも高くて「歌で心労を発散し、心身を若くしなければいけないな」と思いました。皆さんも出演時間の合間を縫って測定していただけたらと思います。
もう一つが和歌山県では珍しいデザイン書体験のコーナーも用意されています。これは書いた文字の上手さを競うものではなくて、文字をデザイン的な表現で書き記すことです。好きな言葉や座右の銘、今日の感想など、思ったことを毛筆で書いて表現するものです。暑いと書くのでしたら、字体を熱く感じるように書く。楽しいと書くのであれば、楽しさを感じられる書体で書くなど、言葉の意味と書体を極力一致させることがデザイン書の楽しさです。こちらも健康活動と共に是非とも体験して欲しいと思います。

それでは本日、歌で楽しさを拡げまた皆さんの歌を聴かせていただき、一緒に楽しい一日にしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。
以上が開会式での挨拶の趣旨です。
さて歌のプログラムは進んでいき、参加者の方と先生の歌唱を楽しみました。出演までの時間を利用してデザイン書の体験をしました。今回、書いた文字は毎年、新しい手帳に書き写している言葉です。
「微差は大差」と「言い訳は成長の敵」の二つです。この言葉を取り上げた趣旨を簡単に記します。
「微差は大差」は講演会のタイトルでも使っている言葉で「毎日の小さな積み上げが、やがて大きな差となって自分の身に現れる」ことです。毎日、続けていることは習慣となり、それが積み重なると大きな力になります。どんなことでも、仮にそれを1年間続けた場合、やっていない人と比べると大きな力の差となって現れるということです。
そして「言い訳は成長の敵」は母校である向陽高校のグラウンドに掲げられている言葉です。高校生が体育の授業やクラブ活動をするときに、自然と視界に入るところに看板が取り付けられていて、そこに「言い訳は成長の敵」と書かれているのです。成長過程にある高校生向けの言葉ですが、大人にとっても、何歳になっても持っておきたい言葉です。

以上の理由で、本日のデザイン書に二つの言葉を書きました。
約200人の参加した皆さんにお礼申し上げます。歌や書などを楽しめた賑やかな一日になりました。日頃からの練習の成果がステージに現れていたと思います。継続することは力になりますから、明日からまた練習が始まると思いますが、暑さ対策をしながら練習に励んで欲しいと願っています。