活動報告・レポート
2025年6月24日(火)
建設委員会
建設委員会

県議会建設委員会が開催されました。今期も建設委員として同委員会に出席しました。今回の私の質問は次の通りです。

  1. 和歌山駅まち空間活性化のプロポーザルに基づく基本構想のまとめは令和6年度末で終えていると思うのですが、そのまとめた結果についてお聞かせください。
  2. 昨年度末に県民の方々の意見を聴くためのアンケートを実施していますが、基本構想をまとめた結果に果たして反映されているのでしょうか。
  3. 本件は和歌山駅まち空間活性化会議において協議を行っていると認識していますが、基本構想案の協議の進捗についてお聞かせください。
  4. 梅原交差点及び県道西脇梅原線の改良については、交差点の詳細設計案が完成し計画案について地権者に説明していると思いますが、地元協力は得られていますか。
    現在、用地測量に着手しているのでしょうか。
  5. 和歌山県と日本航空は熊野白浜リゾート空港の利用促進や地域振興に貢献する施策を行うことを目的に包括連携協定を締結しています。早速、台北とのチャータ便など成果を上げています。
    この包括連携協定では、2030年までに熊野白浜リゾート空港の利用者数32万人、インバウンド旅客数6万人を目指していますから、台湾の5月16日と5月20日のチャータ便の運航は歓迎すべきものであり、今後のチャータ便、定期便へとつなげて欲しいと思いますが、その取り組み状況は如何ですか。
  6. 台湾花蓮縣政府は大阪と福岡に事務所を設立して観光客とビジネス客の訪日を支援しています。この花蓮縣が熊野白浜リゾート空港とのチャータ便を希望していますが、運航についての協議は可能ですか。
熱量の高さ

役者の仕事をしている方との話です。

「この世界は競争ですが、お客さんやスタッフなど人を惹きつけることが必要です。人を惹きつける資質は様々ですが、その一つに熱量があります。一緒にいると熱量の高い人がいますが、多くの人はそんな人について行くと思います。役者ではトップクラスの人、どの世界でもリーダーと呼ばれる人たちに共通しているのは熱量が高いことです。逆に言うとリーダーには必ず熱量が必要で、リーダーが発する熱量に反応するのです。一緒にいて『凄いな』と思う人には高い熱量があり、一緒に歩きたいと思わせてくれます。

私の世界ではそんな人がいましたし、これまで仕事で訪れたところや住んだ府県にも人を惹きつけるリーダーがいました。ところが和歌山県で暮らしていますが、熱量が高と感じる人はいませんね。イベント出演の時、市役所や県庁を訪れて話をしてもそんな感じはしないので、和歌山県の人は温かいし親切だけれども熱量が不足しているなと思います。熱量が低い分、地域に活力がないのではないでしょうか。

私は政治にも関心があるので議会も見に行きますが、驚いたことに寝ている議員や雑談をしている議員がいるので『おやっ』と感じています。登壇している議員が熱心に質問をしているにも関わらず聞いている議員は関心が少ないように感じます。それに当局にも熱量が感じられませんね。県政を担う県幹部の方々には高い熱量をもって部下を引っ張って欲しいと思います。

また議員の質問への答弁にも熱意が感じられないことが残念です。一所懸命、和歌山県のことを思って質問している片桐議員に対する答弁は、熱意が感じられないように感じますし、曖昧な答弁になることもありますね。

和歌山県の将来の可能性を信じているのは議員であって、知事は熱量が不足していますね。リーダーには推進力ともなり、部下を引っ張っていくだけの熱量が必要ですが、熱いものが感じられませんね。他の府県のトップはもっと熱いですよ」と話してくれました。

役者なので、これまでの舞台や映画などの経験から人を見抜く力があります。和歌山県の評価が低いことを残念に思いますが、ここから人の地域も熱量を高めていかねばなりません。もちろん議会の熱量も高めていきたいと思います。