青年リーダー研修会で県政報告を行いました。20歳代の若い皆さんに県知事選挙を踏まえて選挙が県政に与える影響を説明しました。説明の趣旨は次の通りです。
おはようございます。土曜日のお休みの日ですが、こうして研修会に参加してくれていることに敬意を表します。私も20歳代の時にこの研修を受けたことがあります。当時は選挙や政治への関心が薄く、報告会をしてもらっても後々まで印象に残らなかったように思います。しかし今から思うと、もったいないことをしたと思います。当時の講師も若い人たちに役立つ知識を伝えてくれていたと思いますが、真剣に受け止めなかったことを残念に思っています。
ちょうど知事選挙が行われているので、それを元に違いを説明します。
今資料を配っているJR和歌山駅と周辺の再開発ですが、数年前からJR和歌山駅の建て替えを検討してきたところです。昨年度末までに皆さんの意見を聴かせてもらい基本構想に取り入れるようにしてきたところで、ようやく基本構想が完成し基本設計へと移ってきました。
このJR和歌山駅周辺の再整備ですが、知事の考え方によって結果が違ったものになります。一つはこの計画を継承して基本構想を実現に向けて進めていくことです。多くの方が期待している駅舎の建て替えと周辺地域の再開発を計画通りに行うことになる場合があります。それは岸本知事の政策を継承する候補者の考え方です。
もう一つが予算の無駄使いなのでこの計画をストップするという考え方です。JR和歌山駅はまだ利用できるので、県予算を使わないでおきたいため、この計画を中止する考え方もあります。知事の考え方によっては推進することにもなりますし、中止することにもなります。
もう一つの事例です。和歌山県として洋上風力発電の設置を検討し実現させるために動いています。この発電方式は地球環境問題への対応と、再生可能エネルギーの導入のため必要な取り組みだと考えています。
しかし考え方によっては不要という人もいるかと思います。例えば周辺の景観に影響があるだとか、大型の洋上風力発電は必要ないと考える人もいます。そんな考え方の人がリーダーになれば、何年もかけて取り組んできたこの計画が中断することも考えられます。
つまり知事の考え方によってこの先の県政のあり方が違ってくるということです。選挙は関心がない、知事や議員は誰がなっても同じだという考え方は違っているということです。誰がなるかによって県政は大きく違ってくるということです。私たちと同じような価値観を持っている人を選ぶことで、私たちの思いが実現に向かうことになります。同じ価値観と違う人が選ばれたら、思っていることは実現しないことにつながります。選ばれた人の政策によって県政は違う方向に向かうことを覚えておいてください。
私たちの選挙行動によって県政は違っていくので、一人ひとりの意識と行動が私たちの県を築いていくのです。
若い皆さんには是非とも自分の権利を行使して、今回の知事を選ぶ選挙に参加して欲しいと思いますし、この次の参議院選挙なども同じ考えで行動して欲しいと思います。
高校時代の同級生の集まりに参加しました。この集まりは二カ月に一度のペースで開催しているもので、自由懇談ですが話題は多岐に及んでいます。今回はわが国と米中の問題や熊野白浜リゾート空港の課題、ソ連の樺太侵攻とシベリア抑留の事実と樋口中将、そして高校時代の先生の話などでした。
共通しているのは、高校時代たくさんの知識を教えてくれた先生方への感謝の氣持ちと、もっと勉強しておけば良かったということです。また昭和の時代なので、今では考えられないことが平気で高校で起きていたことも良い思い出の話題となりました。
- 令和7年7月のイベントの出演者の舞台での様子を動画撮影して皆さんに提供するサービスのリハーサルを行いました。自分が主人公になった動画を見た私たちは、動画の楽しさを感じることができました。
- 洋上風力発電と蓄電所に関する会議を行いました。和歌山県は適地性があり導入に向けて取り組みたいと考えています。