活動報告・レポート
2025年5月29日(木)
和歌山市食品衛生協会総会での講演会
和歌山市食品衛生協会総会での講演会
和歌山市食品衛生協会総会での講演会

和歌山市食品衛生協会総会で講演会の講師を務めました。今日から約一か月前に「今年の総会は75回目の記念総会なので、記念講演会を考えています。片桐さんに講師をお願いしたいのですが」と依頼をいただき、喜んで受けさせてもらったものです。

会長との打ち合わせの時「テーマはどうしましょうか」と質問したところ「片桐さんの自由にしてください。食品衛生にこだわらなくて大丈夫ですから」と回答があり「それなら『これからの和歌山県について』にしましょう」と答えていました。

そして今日のテーマは「和歌山県の将来に希望が持てる取り組み」としました。テーマ変更の意味も含めて講演の冒頭部分だけ以下に記します。

こんにちは。記念総会にお招きいただき感謝いたします。紹介をいただきました和歌山県議会議員の片桐章浩です。お陰様で5期目を務めさせていただいています。総会に引き続いての講演会を務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

さて私も総会にお招きいただき出席することが多々あります。その流れは総会、記念講演会、そして懇親会です。今日も同様の流れなので、総会を終えて、この講演会を聴いたら懇親会なので「早く終わって欲しい」と思っている人もいると思います。私もそう思うことがあります。だから先に言っておきます。これから約1時間、お話しさせていただきますが、寝させませんし退屈させません。皆さんが他で聴いたことがない、知らない県政の取り組みの話をしますので、絶対におもしろいと思います。

まずタイトルですが総会資料にあるテーマを少し変えて「和歌山県の将来に希望が持てる取り組み」としました。この話を聴いた後「和歌山県の将来は期待できる」と思ってもらえると確信しています。

ではテーマを変えた理由を説明します。現在、知事選挙が行われていますが、あまり皆さんの関心がないのか話題になっていません。ここに来る直前、市役所に行ってきましたが、「話題になっていない」との話がありました。その理由の一つに政策が論じられていないこと。政策を訴える選挙になっていないことがあげられます。公約は具体性に欠けていますし、演説を聴いても政策がない、将来に希望を感じる政策がないなどの意見を頂戴しています。

なるほど当然のことですが「政策が議論されていない選挙は関心が低くなるのだな」と思います。和歌山県政のリーダーを決める大切な選挙でありながら政策の訴えが少ない、または将来の明るい展望が見える公約がないことは残念なことであり、関心が低くなっているようです。

ですから今日、ここで和歌山県の将来が明るいと感じてもらえる政策を4つお話ししますので、期待して聴いてください。

それでは一つ目に入りますが、今週、わが国にとってアメリカとの関係において大切な一週間になっています。今週の交渉は順調に進んでいるようですが、交渉力、交渉する人によって結果は変わりますから、誰が担当するのかとても大事だと思います。相互関税の問題など、この先うまく展開することになれば交渉が成功したと言えるので、この点に関しては改めて報告します。

上記のアメリカとの交渉の問題は割愛しますし、講演会でお話しした4つの政策の説明に関しても記載することは控えます。

講演終了後の皆さんからの感想です。

  • 「惹きつけられたのであっという間に1時間が経過していました。もっとたくさん聞きたかったです」
  • 「懇親会のことを忘れていました。それぐらい興味がある内容で和歌山県の将来は明るいと感じた話でした」
  • 「県政でこんなに引き込まれる話を聴いたのは初めてです」
  • 「片桐さんの説明の世界に入ってしまいました。何もなしでこれだけの政策を語れるのは驚きました」
  • 「こんな凄い話をしてくれるとは思っていませんでした。おもしろくて直ぐに時間が過ぎていました」
和歌山市食品衛生協会総会での講演会

皆さんからの主な意見です。皆さんが面白いと感じてくれて、和歌山県の明るい将来が見えてくれたら幸いです。

県政報告会
県政報告会

和歌山市食品衛生協会での講演会に引き続いて、応援してくれている組織に移動して県政報告会を行いました。テーマは同様に「和歌山県の将来に希望が持てる取り組み」にしました。参加してくれたのは若い方々で、県政報告と共に皆さんとの意見交換の時間をいただきました。

皆さんからの意見は次の通りです。

  • 「和歌山県の南の地域に発展の可能性は感じられません。和歌山県の中心は和歌山市なので予算配分や政策の中心になるのは理解できますが、白浜町から南の地域の発展にも力を入れて欲しいと思います。パンダがいなくなり紀勢本線の減便や熊野白浜リゾート空港も活用されなくなるのではないでしょうか」
  • 「和歌山県に転勤してきましたが、前任地では和歌山県のことを『和歌山県は日本の盲腸』と言われていました。半島なのでそう言われているのだなと思いますが、そう言われないような和歌山県にしてください。和歌山県に転勤してみると、良いところなのでそう思います」
  • 「JR和歌山駅が和歌山県の玄関口であることは理解できますが、JR和歌山駅をゲートウェイにすることは無理があると思います。和歌山市に降り立った観光客を紀伊半島の南まで誘導することは現実的ではありません。利便性、観光の発信度合など不足していると思います。大阪・関西万博の後に和歌山県に来ている観光客は少ないと思いますし、特に紀南にいく人は少ないのではないでしょうか」
  • 「パンダに代わるような観光資源はないと思います。毎日のように集客してくれますし、いるだけでお客さんが喜ぶような観光資源はありません。今後のダイヤ見直しで紀勢本線の減便が心配です」
県政報告会

以上のような意見を聴かせてもらいました。若い人達は、和歌山県の将来、観光の落ち込みを心配してくれているようです。この意見も県政に役立つものなので、皆さんからの意見を県政に反映させるよう取り組みます。