お世話になっている経営者と懇談しました。
「現実は和歌山県も和歌山市も衰退に歯止めがかかっていません。選挙が行われていますし、夏には国政選挙も予定されていますが、今のような公約がない、政策論議がされていないようなら希望は見えません。政策論議がされていない選挙戦は過去に例がないと思います。私たち県民は県のリーダーを選ぶのではなくて政策を打ち出せる人を選びたいのですが、果たしてそうなっているのか疑問を感じています。これまでにない選挙戦の様相に驚きがあります。
今の和歌山県としてすべきことは、経済対策と雇用を増やすことに尽きます。今の和歌山県にとってこれ以外に何がありますか。経済対策と雇用増大が和歌山県で取り組むべきことであり、経済を再生することと雇用を増やすことができれば、他の課題も解消に向かいます。だから抽象的な訴えだけでは有権者の心には届きません。
そして打ち出すべき政策は将来の和歌山県に希望の持てるものが必要で、継承や予算は関係ありません。やるべきことを打ち出すことがリーダーですから、政策論争を聴きたいものです。
ところで何かをやろうとしている人は先の見通せない困難な道を歩いているようなものです。ところが達成に向けて行動している人の前には、必ず邪魔をする人が出てきます。どんな仕事でも政策でも、邪魔をする人が現れるのが世の中の法則です。やり遂げようとする人は強い意思と行動力が必要なので大変ですが、その人の邪魔をすることは簡単です。
数字で表わすと、社会で必要なものを実現させるためにやり遂げようと行動している人の労力が100だとすれば、邪魔をする人の労力は10程度です。つまり実行する人に対して邪魔者の労力は1/10なので、人の邪魔をする方がはるかに簡単なことなのです。
残念なことに、社会を良くしようと行動している人は少数なので、多くの人はその苦労の度合いを知りません。邪魔をする人は、やろうとしている人への批判や妨害をするだけなのでその行為は簡単です。今の事例であれば、何かを実行している人をSNSで批判中傷するような行為です。批判中傷する人は自分で行動していませんし、実行するよりも批判中傷することは簡単なことです。
大事なことなので繰り返しますが、実行している人の推進力を100だとすれば、邪魔をする人の力は10だということです。実行している人は批判する人よりも10倍の力で動いているのです。だから疲れがありますし苦労もあるのです。
だから心しておくべきことは、実行している人の氣持ちは批判中傷をする人には分からないので、ほっておく以外に対策はないということです。批判中傷に対応してしまうと、そこに力を入れなければならなくなり、一定方向に向かっているベクトルが削がれてしまうので推進力が低下してしまいます。
事業や重要な政策は100の力、つまり全力でやり遂げる覚悟で実行しているので100の力が必要なのです。100の力で取り組んでもできない場合があるのですから、力を削がれて仮に90の力で実行してしまうと、それを実現させることは難しくなります。邪魔をする人は実行している人の力の10パーセントを削ぐだけで実現できなくさせられるのですから、この観点からも邪魔をすることは簡単なことです。
世の中には物事を成し遂げようとする人を邪魔する人が出てきます。邪魔をする人は小さな力でも対抗できることが特徴なので、相手にしないことが大事なことです」
百戦錬磨の経営者の話は、これから何かを成し得ようとする人にとって勉強になるものです。

本年度の海草・向陽同窓会総会に向けて案内文と動画を作成しています。案内チラシは比較的簡単に作成できますが、動画は編集が必要になるので、良いものに仕上げるためには、向陽高校の動画撮影などで数日かかります。本日は動画用の素材を集めるために向陽高校を訪問しました。丁度、高校総体に向けた壮行式が行われていたところで、生徒が体育館に集まり活気を感じました。
本日、在校生に元気をもらったので、現役生に負けないように同窓生もしっかりと良い総会になるように取り組みます。
- 7月の音楽イベントの打ち合わせを行いました。歌に加えて舞台に演武を入れることにしました。
- これからの和歌山県で必要な政策に関する会議を行いました。民間投資を呼び込むことと和歌山県が有しているインフラや資源を活用することを話し合いました。
- ライオンズクラブ例会に出席しました。会長の趣味である旅行や神社巡りなどの話を聴くことができました。
- 「令和8年度、国の施策及び予算に関する和歌山県の重点要望」説明会に参加しました。