行政職員の対応で、憤りを持った皆さんが来庁してくれたので話を伺いました。話を聴いて「こんな応対があるのか」と驚きました。主なものは次の通りです。
県民の方が新規事業を目指して準備を進めてきました。ある程度、事業計画と図面が完成したので、書類面の不備がないかの確認をするために県に相談に行ったのです。その部門の担当者が応対しました。以下、県民の方と行政担当者との応対での問題点を以下に記します。
「事業計画を見ていただきたいのですが。提出する前に不備がないか指導して欲しいのですが」
「条例は読んできたのですか」
「法律に基づいて事業計画と図面を作成したのですが、地方自治体によって取り扱いの違いがあると思うので相談に伺いました。当該条例は見ていません」
「条例はインターネットに出ているから見てから来てくれるか。私は忙しいので」
「事前に見ることの指摘は分かりますが、相談させて欲しいのですが」
「私は忙しいので急に来られても対応できない」
「そんなに忙しいのであれば副担当の方を紹介してもらえませんか」
「責任者は私で、私以外の人で条例を分かる人はいない」
「誰も分からないのですか。では今、相談を受けてくれますか」
「私は忙しい。だからしんどいんや」
「では何時だったら相談に応じてくれますか。アポを取りたいのですが」
「忙しいので何時だったら来てもらえるのか約束できない。約束しても出ていくことがあるので約束できない。明日の朝、連絡してくれるか。でも明日も分からないけれど」
「ではどうしたら相談できますか」
「私は出たり入ったりできる許可をもらっているので、約束できない」
「では一番偉い人に相談させてもらえますか」
「そりゃ〇〇や(首長の名前を言った)」
「首長さんの名前は知っていますが、そうではなくて誰か相談できる人はいませんか」
「私がここの責任者。私は仕事をいっぱい抱えているので突然来られても無理」
「だからアポを取りたいのですが」
「約束できない」
約1時間40分、以上のような問答の繰り返しになったそうです。事業者の皆さんは「私たちは必死で事業計画を策定して相談に行きました。資金を投じて事業をするので真剣です。行政にこんな対応をされて時間を延ばされるのはいただけません。利用者の皆さんが待ってくれていますし、私たちは許可を延ばされて資金を無駄にしたくありません」と訴えてくれました。
尤もなことです。これまで数々の相談を受けてきましたが、このような対応事例は聴いたことがありません。
この日の相談の前段として、昨日、電話で事前に相談したところ、今日と同じような応対をされたので行ってきたのですが、結果は同じでした。
行政職員のあまりにもひどい応対に「これまで分からないことがあれば役所へ事前相談に行っていましたが、みんな親切に応対してくれていました。こんな応対をされたのは初めてです。相談に行った県民に対して『私は忙しい』だとか『私以外に条例を分かっている人はいない』だとか内部の事情を盾に応対しないのはいただけません」と余りにも腹が立って相談に来てくれたのです。
全くもって信じられない話ですが、昨日電話した人も今日、本日、相談に行った人も同じことを話してくれました。この件は調査したいと思います。
- 地域振興についての会議を行いました。主な議題は「企業誘致に向けた取り組み」「洋上風力発電」「eスポーツ」「集客施設の誘致」などでした。皆さんと実現に向けた議論を交わしています。
- 県道の凹んだ箇所の補修について調査を行いました。雨水が道路の凹んだ箇所に溜まり歩行に影響があるため補修を予定しています。
- 口腔ケアについて話を交わしました。日常でも避難生活でも必要なことなので、知識を得ておくことは大事なことです。
- 政治家の役割は「道筋をつくる」ことだと話し合いました。将来の必要な政策は困難であっても、反対があっても良いと信じた政策を進めることが大事な役割です。