
和歌山城で「青空こども食堂」を開催しました。昨年に引き続き第二回目の開催となるもので、晴天にも恵まれて会場にたくさんの方にお越しいただきました。午前10時の開場から午後4時20分の終了まで、来場者で賑わい楽しい企画になりました。また私たちが担当した「フランクフルト」販売と子ども用の「くじ引き」コーナーは好評で、「フランクフルト」はお昼の12時20分に完売、「くじ引き」も午後3時頃には完売になるほどでした。
イベント開催の趣旨は、和歌山市を中心とした地域の子ども食堂に関係する方々を桜の季節の和歌山城に招待し、今日一日を楽しんでもらうことでした。事前に「子ども食堂」を訪問し当日のチケット枚数の希望をお聴きして、今日、チケットを交付してイベントで使ってもらいました。引率者、そして保護者と子ども達はチケットで「くじ引き」や「ゲーム」「飲食」などを楽しんでくれたように感じます。

私たちボランティアスタッフはそれぞれのマルシェを担当し、笑顔で子ども達を迎えました。「フランクフルト」をおいしく食べている姿や「くじ引き」の景品で何が当たるかを楽しんでいる姿を見ると「これまで企画会議を行ってきて、メンバーと一緒に今日の運営ができて良かった」と思いました。
またステージでは「よさこい」「子どもダンス」「高校吹奏楽部」「中央Gバンド」「335B軽音部」そして「門松良祐バンド」などが出演してくれ会場の雰囲気を作ってくれました。イベントでステージ音楽があることの効果を感じることができました。運営している時に聴こえてくる音楽はやる氣を引き起こしてくれますし、食事をしている時の音楽はメンバーといる時間の楽しさを演出してくれます。またステージ前で演奏を聴いていると、参加して良かったし、充実した時間を過ごせていると感じさせてくれました。

トリを務めてくれた「門松良祐バンド」は、昨年に引き続いてのステージの締めを担当してくれ盛り上げを図ってくれました。門松さんのバンドはステージからの応援歌のようです。参加者の心を元気にしてくれますし、歌のエールで励ましてくれます。「今から一歩を踏み出すことが夢の入り口」だと歌ってくれたことや「ゴールがスタート」だと教えてくれました。
また東北の震災後も現地入りしてコンサートを行っていることや、昨年から能登半島にも入り何度もコンサートをしていることも伝えてくれました。被災地に継続して音楽の力を届けていることは素晴らしいと思います。
来週からも能登半島に入り、ボランティアと共にコンサートを行う予定だと聴きました。僕は「今日この後、能登半島支援チャリティトーク&コンサートを行います。皆さんに支援を呼び掛けてきますが、門松さんが現地に入った時、現在の置かれた状況を知らせてください」とお願いしたところ、門松さんは即座に「来週、現地の様子をお伝えします」と答えてくれました。

今日のイベントでの和歌山県の方々の心や門松さんの心が、現地に届けられることは嬉しいことです。
そして夜になって、門松さんが「今日、このステージを見てくれた皆さんが、あの時、門松バンドのコンサートを聴いたことを誇りに思えるように、僕たちは頑張りたいと思います」と話してくれたことを思い出しました。良いことで「あの時の」と思える瞬間が訪れた時、心が温かくなり「あの時」を思って嬉しいものです。今日のこの時間が、そうなることを願っています。
運営にかかわった皆さん、お越しいただいた皆さん、出演者の皆さんに感謝しています。良い時間を共有できたことを嬉しく思います。
- 岩出市内で「能登半島支援チャリティトーク&コンサート」を開催しました。来場してくれた皆さんから義援金を届けてもらえたことに感謝しています。
- 手術を終えて退院してきたSさんを訪ねました。早い時期での回復を願っています。