活動報告・レポート
2025年3月26日(水)
和歌山大学後援会
和歌山大学後援会

和歌山大学後援会役員会が開催されました。全体の役員会と引き続いての経済学部役員会に出席しました。

役員会では大学長から「和歌山大学ではキャンパスのグローバル化を目指している。今の時代、学生は世界に目を向けなければこれからの社会を生きていけない。大学では留学生も受け入れるし、できるだけ学生を留学させたいと思っている。

また大学と地域が連携しなければ地域は発展しないので、産業界と大学が連携することや、行政と大学が連携することを目指している。協調していくことで、今までにないまちづくりができると思うので新年度はそのしくみを作りたい。富山県と高知県、そして和歌山県はこの産官学連携の分野で遅れているので何としてもしくみを作り上げたい」と話してくれました。

本日は和歌山大学経済学部講演会、支部役員会にお集まりいただきありがとうございます。先ほど全体の役員会で新年度の体制が決まりました。引き続き会長をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

先ほど、学長の挨拶にあったキャンパスのグローバル化に関してお話しさせていただきます。この後援会役員会に参加する前、短期留学生を和歌山県で受け入れる会議を行ってきました。春休みや夏休みの期間、短期的に大学で受け入れる留学生の話です。

和歌山大学で留学生を受け入れてもらえると、在校生の刺激になりますし、国際感覚を見つける一助になります。

また、学生と触れ合うことで、自らが留学したいと思うようになれば、和歌山大学のためにもなると思います。

今の社会、ビジネスでも文化でも世界との関係を築くことは必須です。できれば学生時代に外国に出て、その国の文化を体験する、同世代の人と交流する事は、将来にとってとても大事なことだと思います。

そんな話し合いをしてきた後の学長の話だったので、地方大学のグローバル化の考え方が一致していたので驚いたのですが、できれば経済学部後援会としてその取り組みの支援を行いたいと考えています。後ほど当初予算案の説明があるので、今から補正予算の話をするのは先走りですが、当初予算を成立させていただくことを前提として、もし学生留学の案件が出て参りましたら、支援も検討したいと考えております。

また、令和6年度決算案で説明させていただきますが、昨年公式野球部が全国大会に出場しました。臨時役員会を開催し、交通費等の支出を決定しましたが、新年度もスポーツ文化にかかわらず全国大会に出場するクラブがあれば支援をしたいと考えています。

この場合も臨時役員会を開き、補正予算を組みたいと考えていますので、予め了承ください。

いずれにいたしましても学生が主役で、私たちは、その活動の支援を行っていきます。

新年度の役員の皆様には後援会活動へのご支援をお願いし挨拶とさせていただきます。

以上の挨拶を行い、議長として議事を進めました。提案した決算案と予算案、役員体制案は全て可決して役員会を終えることができました。次回は入学式後の総会で集まることになります。

ワンリーズ和歌山

和歌山県を拠点として活動しているプロバスケットチーム「ワンリーズ和歌山」と一緒に、今シーズンの結果と昇格の報告のため、和歌山市長を表敬訪問しました。

「ワンリーズ和歌山」がプロリーグで活躍してくれることは和歌山県の元気につなげられると思います。バスケットボールは競技人口が多く子ども達にも人気だからです。

高校野球の甲子園大会でもわかるように、郷土愛から地元のチームを応援して盛り上がります。これは日本だけの現象ではなく、アメリカのプロスポーツでも地元のチームを熱狂的に応援する姿があります。

以前、アメリカでビジネスを経験した方が「アメリカは意外と娯楽が少ないので、プロスポーツが娯楽になっています。地元のチームを応援するのは当たり前で、しかも熱狂的に応援しています」と話してくれたことがありました。

今では日本のプロスポーツは全国的な人気チームよりも、地元のチームを熱狂的に応援するようになっています。和歌山県ではプロスポーツチームが少ないことや、ホームグラウンドが確定していないことから熱狂的に応援する姿を見ることは極めて少ない現状がありますが、今回、ワンリーズ和歌山が成し遂げた近畿SB-2リーグの全勝優勝は快挙であり、和歌山県に元気を与えてくれるものでした。そして入れ替え戦も制して、来シーズンはSB-1リーグに昇格することが決定しています。このリーグは大手企業のチームが大半で、和歌山県のクラブチームがリーグ戦を戦うことは奇跡のような出来事だそうです。それだけに地元としてしっかりと応援して支えたいと思います。

またチームには和歌山県出身の選手がいますが、その選手は「和歌山県のチームだから戻ってきました」と話してくれました。もし和歌山県にプロバスケットチームがなければ戻ってくることはなかったとのことです。プロリーグで活躍している選手が和歌山県のチームで戦ってくれることは、それだけで地元の元気を作り出してくれるもので嬉しい出来事です。そう思うとプロチームが和歌山県を本拠地として活躍してくれることは本当に有難いことです。

できればプロチームにふさわしい体育館が欲しいところです。NBAの試合で使っているようなアリーナが和歌山県にあれば、さらに試合が盛り上がると思います。ソフト面、ハード面の両方でプロチームを盛り上げられたらと思います。今日、和歌山市長に今季のリーグ戦の報告及び来シーズンにかける意気込みを報告しました。

市長からは「和歌山市に元気を与えてくれるもので来シーズンも期待しています」と激励がありました。和歌山県のプロスポーツチームが全国を舞台に活躍してくれることを心から嬉しく思っています。