活動報告・レポート
2025年3月13日(木)
建設委員会

令和7年2月県議会建設委員会が開催されました。建設委員として当局に対して以下の質問を行いました。質疑を交わしたこともあり新年度以降、前向きに進むと思っています。

1.和歌山市梅原交差点改良について

和歌山市梅原交差点改良について、令和7年度予算案についてお聞かせください。

2.通学路の合同点検を踏まえた対策について

和歌山市内の歩道整備箇所についてお聞かせ下さい。

3.熊野白浜リゾート空港の国際線の誘致について

熊野白浜リゾート空港国際線の実績と新年度の誘致に向けての決意をお聞かせください。

4.JR和歌山駅と周辺の再整備の基本構想の概要について

JR和歌山駅と周辺の再整備の基本構想の進捗状況についてお聞かせください。

5.「JR和歌山駅及びその周辺の再整備に関するアンケート」について

このアンケートに関して意見をいただいています。皆さんからの熱いお声なので伝えたいと思います。これらの意見は基本構想の中で検討されるのですか。

  1. 近鉄百貨店の存続と西口と東口の双方に商業施設が欲しい。みその商店街の活性化。東口の寂れ方が県外の人に恥ずかしい限りです。ここには大きな車が停めやすい駐車場が欲しい。
    スターバックスは学生にも通勤している人にとっても欲しいと思います。
    気の利いた駐車場つきのカフェが欲しいです。電車や空港バスの時間待ちにも利用できるカフェ。
    お洒落な雑貨屋が欲しい。大きい店一つでなく、誰でも楽しめる小さな雑貨店が幾つか並ぶ店舗が理想です。駅の雰囲気は「和」「レトロ風」で統一すると綺麗だと思います。
    病院や図書館を併設して欲しい。お土産屋さんを整えて欲しい。
  2. みその商店街の活性化、または駅前に生演奏が聴けるお店などアコースティックなコンサートができる小型の文化的な質の良い会場を作って欲しい。
    以前あったカルチャーセンターを利便性の良い駅前に誘致することで交流できる場所にして欲しい。
  3. 和歌山城や徳川御三家というのにJR和歌山駅周辺に徳川らしきものがありません。徳川家の葵のご紋のオブジェが欲しいと思います。
  4. 電車を降りて帰る人は、そこで買い物をして帰れるようにスーパーを入れて欲しい。
    また閉まる時間が早いので、電車で帰ってきた市民は買い物できない。せめて午後10時までは開けておいて欲しい。
  5. JR和歌山駅はタクシー乗り場も一般車の侵入も不便です。
    塾などの送迎の車が狭い道に路駐しているのを何とかして欲しいです。
  6. 東西を結ぶ地下連絡道路は怖すぎます。トイレは汚すぎで暗すぎです。安全性を考えて作って欲しいです。
  7. 車で東口側へ行くのにかなり遠回りになるので、さっと西から東へ行けたらいいですよね。
    ハローワークの前の道が狭く、その先の踏切は結構、電車が通るのでなかなか行けません。
  8. 西口のけやき大通りと国体道路が交差する交差点。歩行者と車を完全分離の信号にして欲しいです。この交差点はお城方面から右折する際、駅側からバスは来るわ、歩行者は来るわ、こちらの車線にいきなり割り込んで来る車はいるわで、とても危険です。車と歩行者の信号を完全分離にして欲しい。
  9. JR和歌山駅をいつも利用していたのですが大きな駐車場がなく、いつも駐車場を探すのに時間がかかるので最近は南海和歌山市駅を使っています。
    南海和歌山市駅は大きな駐車場があるので安心して停めることができます。JR和歌山駅はやっぱり駐車場が少ないのが残念です。
  10. 「わかちか広場」と繋げ繁栄させるようにしたい。地下街も整えて今の「わかちか広場」の舞台をライブで賑わう環境に整えて欲しい。今はイベントしていても、ほぼ分からない状態です。
  11. JR和歌山駅を幾ら立派にしたところで、特にインバウンドは紀南の地域に持っていかれるのは至極当然のことです。やはり紀南の地域との協力、協調できなければ、JR和歌山駅はただの和歌山への入り口にしかなりません。

建設委員会終了後、本年度末で退職される職員さんから挨拶がありました。いずれも感動するものでしたが、用地対策に係る仕事に携わった課長の挨拶が印象に残りました。

「用地対策の仕事は県道を作るに際しての前段の仕事です。道路工事が始まる頃には、もう他の仕事に取り掛かっているので、道路が竣工する時の開通式典など華やかな舞台に行くことはありませんでした。私の楽しみは開通式を終えた新しくできた道路を、当日の夜にドライブすることでした。ほぼ用地交渉の仕事ばかりを行ってきましたが、良い経験になったと感謝しています」。

良い挨拶に感動しました。

退職の時期は何度経験しても寂しい季節です。これまでその道で、昼夜、休日を問わず懸命に仕事をしてきた皆さんが職場を去ることは寂しくもあり、感謝の氣持ちが湧き出てきます。これからの人生が良い人生になることを願ってやみません。長い間お疲れさまでした。