県議会は令和6年度補正予算案を議決し、引き続いて一般質問に入り二人の議員が登壇しました。質疑は「令和7年度当初予算案」「大阪・関西万博に向けた和歌山県の取り組み状況」「本県の防災・減災対策の強化」などでした。明日の一般質問二日目は4人目で登壇する予定です。
議長宛に通告した一般質問項目は次の通りです。
1.和歌山県におけるeスポーツについて
- (1) 産業としてのeスポーツについて
- (2) 「eスポーツわかやま推進プロジェクト」の概要と同プロジェクトを発展させることについて
- (3)和歌山デジタルクリエイティブ拠点創出について
- (4) eスポーツと人づくりについて
2.半島防災対策について
- (1) 「孤立集落サミット2024」政策提言をどう生かすかについて
- (2) 和歌山県に災害対策トレーニングセンター支援会(DMTC-SA)の出先事務所と災害対策士を被災地とマッチングさせる災害対策支援者協会(D-SSA)が設立されたことについて
- (3) 「災害対応工程管理システムBOSS」について
- (4)災害関連死を防ぐことについて
以上の通り「和歌山県におけるeスポーツについて」と「半島防災対策について」の2項目を質疑します。
最近「eスポーツについて」は問い合わせが多くあり、「和歌山県で取り組みが進んでいるのですか」だとか「もっと盛大に大会を開催してください」などの意見をいただいています。そのため質問に先立て、eスポーツに取り組んでいる私立高校を訪ね校長先生と話し合いました。その結果、札幌ドームで開催された世界大会を視察に行っていたことから「eスポーツと教育」について学ぶことがありました。一般質問に向けて調査したことを、明日、質疑を交わします。
また「半島防災対策について」は、能登半島地震から学び、和歌山県として備えておくべきことを取り上げます。特に和歌山県に拠点を設けてくれた民間との連携を図り、巨大地震に備える仕組みを構築することを質疑します。
加えて、避難訓練や防災訓練は単位自治会で実施されていますが、「自助と共助の考えに基づいて自治会で避難訓練を行っていますが、単位自治会だけの訓練では限界があります。
特に医療措置が必要な人や高齢者の方々が避難してくるときの対応は、自治会役員が専門家ではないので困難です。どうしても医療や福祉の部分は公助に頼らざるを得ないと思いますが、例えば連合自治会レベルでできることがあれば非常時に役立つのですが」という相談を受けたことから質問に加えました。
調べてみると、医療と言っても歯科医療や精神医療、リハビリテーション支援などに分かれており、福祉支援の専門組織も機能していることが分かりました。非常時には駆けつけてくれますが、自治会として口腔ケアやエコノミークラス症候群などの知識を、事前に得ておくことで避難所生活に生かせることがあります。その観点から質疑を行うことにしています。明日、皆さんからの応援をよろしくお願いいたします。
- 「JR和歌山駅及びその周辺の再整備に関するアンケート」の意見について感想をいただいています。皆さんの意見を所管の委員会で取り上げることにしています。
- 昨日の向陽高校卒業式のメッセージを読んで「とても素敵なスピーチでした。思いが生徒に伝わったと思います。卒業生はこのメッセージを聴けて良かったと思います」と話してくれました。嬉しい感想をいただき感謝しています。
- 人生で初めてMRIを体験しました。