応援してくれている店を案内していただき紹介者と共に訪ねました。お会いするととても明るくて親切な方で仕事の合間に話を交わしました。
「前回の選挙の最終日に宮小学校で行った個人演説会に行きました。政治家の個人演説会に参加したのは初めてのことでした。片桐さんの演説を聴いて、こんな政治家がいるんだと思いました。今日、来てくれてありがとうございます」と話してくれました。
感謝の言葉を伝えると共に、現在の県政の課題について少し話をしました。「県政の話を聴くのも初めてです。和歌山市で起きようとしている動きがあることを知りました。為になります」と答えてくれました。
良いご縁をいただくことは有難いことで、案内してくれたTさんに心から感謝しています。Tさんはいつも励ましてくれていて「最初に会った時から変わっていないですね」と笑顔で話してくれています。今回も体調が思わしくない中、僕に紹介するために来てくれたのです。くれぐれも健康に留意して体調維持に努めて欲しいと願っています。
本日開催されたセミナーの講義の中の一つとしてお招きをいただき、講師として県政報告を行いました。県政の基本的なことは省略して、令和7年度の施策の中で数点に絞って説明しました。
一つは洋上風力発電に向けた取り組みについてです。和歌山県は再生可能エネルギーの導入を図っています。これまでも太陽光や風力を導入していますが、陸上での適地は少なくなっています。そこで海面を利用した洋上風力発電の建設を目指しているところで、令和7年度は説明や研修費用を予算化しています。新年度の目標はできるだけ早い段階で国に「有望区域」の指定を受けることです。但し課題は山積しており、地元の理解と協力をいただく必要があります。
環境先進県として地球温暖化対策の推進と、県内での大型電源を確保するためにも推進したいと考えています。
二つ目はJR和歌山駅周辺の再整備についてです。数年先の駅舎建て替えを目指して、基本構想を策定し、皆さんの意見を付け加えながら事業計画の策定を目指しているところです。駅舎の建て替えと共に周辺区域をどこまで再整備の範囲に加えるのか。もう一つの和歌山市の玄関口である東口の再整備はどうするのかも含めて検討しているところです。今回、建て替えを行うと、今後50年以上はその駅舎を利用することになりますから、50年先も玄関口として相応しい計画にしなければなりません。
次の世代まで影響を与える再整備計画を策定し、実現に向かわせることになります。
そして賃上げについてです。昨年の大手企業の賃上げは満額回答を含む満足できる回答を得る結果となりました。それを受けて昨年の県議会で「賃上げについて」知事と質疑を交わしました。「今回だけではなく来年も賃上げにつながるよう県として地元企業の支援を行う。企業の成長があって賃上げにつながるので企業支援と働く人たちへの還元を目指す」趣旨の回答を得ました。
早いもので、来週辺りから春闘に入る企業があります。和歌山県として大手企業と共に県内企業の賃上げを目指した支援を行う予定です。県内経済回復のためには賃金アップが不可欠なので、今年の支援もそうですが来年の支援に向けての取り組みも言及したいと考えています。
- 台東縣、花蓮縣と熊野白浜リゾート空港とのチャーター便就航に向けたオンライン会議を行いました。明日、台東縣政府関係者も加えて再びオンライン会議を行う予定です。昨年から実現に向けた協議を継続しています。
- 海草・向陽創立110周年に向けた取り組みについて話しました。来週、学校を訪問して話し合うことにしています。
- 今春の雅楽演奏会主催者を訪ねて意見交換を行いました。世界最古のオーケストラが雅楽です。和歌山県での定期演奏会を続けることが文化の継承であり、日本文化を県民の皆さんに伝えることになります。演奏会を継続してくれていることに感謝しています。