「秘密のケンミンSHOW」という番組があります。和歌山市出身で現在、東京および奈良県在住の方と懇談している中で「このお正月番組の中で、和歌山県は全国最下位の46位でしたよ。友人からも『あなたの出身地が最下位でしたよ』と言われました。故郷が番組で最下位になったことは寂しいことなので、何としてもランクアップさせられる取り組みをお願いします。故郷、和歌山県を頼みますよ」と話をいただきました。
そこでどんな内容なのか確認するために、令和7年1月9日に放送された番組を観ました。番組は「これまで放送で、どの県が何回取り上げられたかを分析した結果」でランクを発表したものでした。最も多く取り上げられたのは大阪府、二番目は北海道で、最下位は確かに和歌山県でした。
つまり番組で取り上げられるようなネタが和歌山県は少ない、そして話題になっているものが少ないことを意味しています。民放で放送されただけのもので、取り上げられた回数が少ないことなので、指標としての意味合いはないかも知れませんが、最下位だったことは残念であり、次回までにはランクアップさせたいと思いました。
番組で取り上げられるには新鮮な話題を増やすことと、他に紹介したくなる人やまちのネタです。例えば飲食店が番組で取り上げられると、そのお店を訪れる人が増えると思われますし、珍しい地名や場所が紹介されたら訪れる人が増えると思います。
今の時代はどれだけ情報を発信できるかが鍵なので、SNSやテレビで紹介されることは誘客につながります。番組放送以来、18年間で18回だけの登場だった和歌山県は、取り上げられるようなネタが少なかったという事実があると思います。この結果に対して番組は和歌山県民に伝えた反応は次のようなものでした。
「アスリートも多いのに」「もっと面白いネタがあるはず」「これを機に和歌山の魅力を発信したい」などの反応でした。
「秘密のケンミンSHOW」は人気番組なので、ここで取り上げられる話題を探すこと、作ることもセンスだと思います。和歌山県出身で県外在住の方から話を聴いたことから番組を観たのですが、やはり次回は最下位を脱出したいと思いました。
話をしてくれた方々のように、故郷を離れて活躍している皆さんが「テレビでも和歌山県は良いところだと言っているだろう。私の故郷は和歌山県だ」と誇れる和歌山県でありたいと思います。そのためには今の取り組みが大事です。今、行っている政策が数年後に表に出てくるために、今、懸命の活動をしているのです。
この年齢になって初めての経験をしました。昨日までは少しだけ不安定な氣持ちになっていたのですが、多くの皆さんの励ましのお陰で、今日を乗り越えることができました。
午後1時30分から始まったこの経験は、午後3時30分に無事終了することができました。優しい表情で話しかけ、そして見てくれた方々のお陰で、この時間を安心して任せることができました。極めて当たり前のことですが、自分が経験して分かることがあります。
日常の時間であれば2時間は意識することなく過ぎていますが、先が分からない2時間はとても長く感じます。これは同じ2時間とは、とても思えないほどの時間でした。
しかし同じ経験があるAさんが現地に来てくれて、自らの経験談と失敗談を笑いながら話してくれたのです。経験していないことは不安がありますが、励ましてくれることや笑顔でいてくれることで大きく和らぎます。ほんの小さな経験ですが、多くの人に支えられることで難なく乗り切れることを感じました。
先週末になって突然、手帳に印をつけていた今日の日を迎えましたが、心穏やかに終えようとしています。